ゴーキョトレッキング 9日間
概要
ゴーキョトレッキングハイライト
・カトマンズからルクラへの景色の良いフライト
・美しい湖
・ナムチェバザール、エベレストビューホテル、シェルパ文化博物館、チベタンマーケットなど
・サガルマータ国立公園と、そこで見られる国鳥のダフィー
・シェルパ族の人々と、垣間見える彼らの生活風景
・ゴーキョピークから望むローツェ Lhotse(8,516m/27,940フィート)、マカルー Makalu(8,462m/27,762フィート)、チョー・オユー Cho Oyu(8,201m/26,906フィート)、そしてエベレスト(8,848m/29,029フィート)
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ゴーキョトレッキング9日間ではルクラ空港を利用します。ルクラは特別な観光スポットがあるわけではありませんが、空港やホテルがあるためトレッカーが旅の疲れを癒せる街です。ドゥーコシ川へ下る道を行けばパクディンにたどり着きます。そこから「サガルマータ国立公園」へと入って行き、そのまま歩くとこの山域で特ににぎやかな街ナムチェに至ります。ここはかつてこの地方の交易の場として大変栄えていました。商人や家畜の行き交う狭い小道はトレイルに活気を与えてくれます。ナムチェには美術品や山岳関連の記念品が多数展示されている山岳博物館があります。
ご自身が人里離れた美しい谷にいるところを想像してみてください。うっとりするようなターコイズブルーに染まった湖がまるで山々の間に埋め込まれたかのように広がっており、山々が空高くそびえたつ尖峰とともにご自身のすぐ目の前に迫っているところを。ネパール観光トレックスはこの想像に見合うよう、エベレストゴーキョ湖トレッキングと題した、綿密に計画されたパッケージツアーをご用意しております。
ゴーキョ谷の壮麗さは冒険愛好家の間でよく知れ渡っています。そこは山々の間にはっきりと映し出される空色の氷河湖という宝石を伴った、隔離された場所。「そこに行けば誰でもモチベーションが上がる!」訪れた旅行者は湖に対してこう表現をしています。ネパール最大の氷河ゴズンパ氷河やゴーキョリへの登山はこのコースの主要な見どころの一つです。ゴーキョリまで登って行けば、チョー・オユーやマカルー、エベレスト、ローツェなどといった名峰の絶景が待っており、それらを眺めることでここまできた甲斐があったと思えるはずです。
ネパール観光トレックスは山岳地域の散策や現地住民との交流ができるゴーキョ湖トレッキングにお客様とともに同行いたします。今までにない感覚を覚える彼らの文化や伝統、生活様式にぜひ密着してみてください。またヒマラヤ山脈の尖峰への登山と並行して、驚くほどに美しいゴーキョ湖に心を奪われるのも良いでしょう。
注記:
ルクラへの飛行は天候により欠航になる場合がございます。そのため日程に余裕を持ったスケジュールを組んでいただくことをお勧めいたします。
このツアーはお客様がカトマンズのホテルに到着された時点で終了となります。その後は各自自由な時間をお過ごしください。
今すぐ予約!お支払いは現地で!
旅程
1日目:カトマンズからルクラ(2848m)へ飛行機で移動(35分)。
その後パクディン(2652m)までトレッキング(3時間)。ロッジ泊。
2日目:パクディンからナムチェバザール(3440m)までトレッキング(6時間半)。ロッジ泊。
3日目:ナムチェバザールからドーレ(4090m)までトレッキング(6時間)。ロッジ泊。
4日目:ドーレからマッチェルモ(4470m)までトレッキング(2~3時間)。ロッジ泊。
5日目:マッチェルモからゴーキョ湖(4800m)までトレッキング(4時間)。ロッジ泊。
6日目:ゴーキョ湖からゴーキョリ(5357m)までトレッキング。
その後マッチェルモまでトレッキング(計6時間)。ロッジ泊。
7日目:マッチェルモからナムチェバザールまでトレッキング(8時間)。ロッジ泊。
8日目:ナムチェバザールからルクラまでトレッキング(7~8時間)。ロッジ泊。
9日目:ルクラからカトマンズへ飛行機で移動。ホテル泊。
料金に含まるもの:
- カトマンズ国際空港~カトマンズのホテルまでの送迎料
- エベレスト国立公園代
- TIMS カード&クンブービレッジパーミット
- カトマンズールクラーカトマンズ(飛行機のチケット)
- カトマンズホテル〜国内空港〜カトマンズホテルまでの車代
- トレッキング中の食事1日3食(朝、昼、晩御飯付き)
- トレッキング中のロッジ宿泊
- 寝袋とダウンジャケット(ご希望の場合)
- ネパール政府からのガイドトレーニングを受講して10年以上山登り経験があるフレンドリーなガイド、ポーター
- (ガイド、ポーターの食費、宿泊費、移動費、装備道具、給料、保険料)
- (ポーターは2名様以上の参加に限り含まれます。1名様参加の場合別途追加料金が掛かります、ポーター1名につき20キロまで負担)
- エベレストトレッキングマップ&トレッキング証明書
- ファーストエイドキット
- トレッキングツアー後の送別食事会
- ネパール政府へ支払うべき税金およびサービス料
料金に含まれないもの
- ネパールまでの国際線航空運賃
- ネパールビザ代
- 海外旅行保険
- トレッキング前と後の食事代(お昼と晩御飯)
- ガイド・ポーターのチップ(渡す習慣があります)
- トレッキング中の飲み物代
- ポーター追加の場合料金がかかります。(2名以上でのご参加の場合、ポーター料金に含まれます)
- 料金に含まれるもの以外はお客様からのお支払いをお願いいたします。
よくある質問
Q.ゴーキョトレッキングでのティーハウスについて詳しく教えてもらえますか?
A.ティーハウスは設置されている場所により質や特色が様々です。各ティーハウスには階下に寝室が1部屋ないしは2部屋とともに共有ルームがございます。バス・トイレは共同です。ホットシャワーの設備が整ったところもあれば給水パイプのところもございます。ティーハウスでは主に共有ルームに薪ストーブが設置されていますが、その他の部屋には暖房器具がございません。また両替サービス機能も整っておりませんので、カトマンズであらかじめ両替をしておくことをお勧めしております。 比較的標高の高くない所にあるティーハウスであればお手持ちの電子機器の充電が可能です。高地になるにつれティーハウスが基本になってきます。低温ではバッテリーの消耗が激しくなりますので、日中はジャケットの内ポケットに入れ、夜間は枕の下に電池を置いておくと、多少ではあるものの確実に長持ちします。
Q.ゴーキョトレックでは、ガイドやポーターは酸素タンクを携帯してもらえますか?
A.トレッキングの旅程では高度に順応できる時間が十分にあり、酸素タンクは特に必要ないので携帯しておりません。高山病と疑われる症状を訴える方がいらっしゃればトレッキング道中には様々な施設が点在しておりますので、必要であればそちらで処置をいたします。
Q.一つのグループにガイドやポーターは何人付きますか?
A.まず一つのグループににつき、グループリーダーまたは案外係のガイドは1名、全キャンピングギアや荷物を運ぶポーターが付きます。その数はポーター1人につき2名様分の荷物をお運びいたします。さらにサポータースタッフも同行いたしますが、人数はグループの規模によって異なります。
Q.このトレックでは水を何リットル持っていけば良いですか?
A.最大で3~4リットルあれば十分です。昼食時にボトルの水を詰め替えることができます。高地へ行くにつれ、高山病の症状を緩和するため水分摂取を増やす必要があります。
Q.トレッキングポールは必要ですか?
A.はい、トレッキングポールがあるとでこぼこ道や急坂を歩くのが楽になります。また、怪我の防止にもつながる上、足腰への負担を軽減してるので使用されることをお勧めしております。
Q.トレッキング中にペットボトルの水は買えますか?
A.道中にはペットボトルやトレッキングの必需品を販売しているティーハウスやその他の小さな商店がございます。ただしネパールにはプラスチックのリサイクル施設がございませんので、塩素の錠剤やフィルターを携帯し、事前にティーハウスで沸騰した湯の中に入れていただくようお願いしております。
Q.水を浄化するヨウ素の錠剤を持って行った方がいいですか?
A.はい、その方が良いかと思います。塩素の錠剤は購入できる機会がたくさんあります。塩素の中で最も効果があり、広く普及しているのは二酸化塩素(無味無臭)です。錠剤は値段も安く、通常1錠で1リットルの水を浄化するのに十分です。また、塩素やヨウ素のにおいや味をなくす錠剤も購入することができます。この錠剤はトレッキング中に手動ポンプまたは川などから汲み上げた水にご使用ください。
Q.高地まで行くとどのような身体に影響がありますか?
A.高地は人の体に変化を起こします。標高が上がるほどこうした身体の変化が顕著になります。そのため急いで登ろうとするとめまいや吐き気、頭痛、脱水症状など、いわゆる高山病の症状が出始める可能性が十分にあります。高山病が悪化するとまれではありますが、グループリーダーがトレッカー全員に高山病の危険性がないか目を光らせ始めます。ちなみにグループリーダーは急性高山病(ATM:Acute Mountain Sickness)を判別する訓練を経験しています。そのためトレッカーにAMSの症状が現れると、直ちに安全な場所まで下山します。ただし症状が軽いようであれば、高度順応ができる程度の速度で少しずつゆっくりと登っていくことも十分可能です。
Q.トレッキング中に体調不良になってしまったらどうすればいいですか?
A.そのときの体の状態やその後の経過によります。突然めまいや疲労感などの症状が出た場合、腰掛けていただくか横になっていただく必要がございます。それでもまだ体調に不安があれば、体を温めつつ救助が来るのを待つという具合です。また症状が回復しないようであれば荷物を降ろし、安全な場所までお連れします。こちらで救急用具をご用意しますが、お客様の方でもお持ちいただくようお願いいたします。 重篤なケースはヘリコプターによる救助が必要となります。その場合は当社ガイドが指示をいたします。そのため、プランナーとともにトレッキングへ出かける前にお客様全員ヘリコプター救助保険にご加入いただくことは必須です。
Q.ダウンジャケットは持って行った方がいいですか?
A.はい、その方が良いかと思います。ヒマラヤ山脈の天候は変わりやすいため、それぞれの季節で、1日の気温変化を予測しておくことが大事です。体感気温を確認しながら必要であれば着脱できるよう服装を調整しましょう。冬場でも日中は19℃前後まで気温が上がります。標高により気温が異なるのは夜間です。冷え込みが激しく、10~11月では-10℃、12~2月になると-20℃くらいまで気温が下がります。
Q.トレッキング中にお酒を飲んでも大丈夫ですか?
A.お酒はネパールでも飲まれています。トレッキング中にティーハウスでご購入いただけますし、地元のお酒も販売しております。ですが、高地ではお控えいただくことを強くお勧めしております。
Q.ネパールでのトレッキングやツアーは安全ですか?
A.ご安心ください。もちろん安全です。10年ほど前にネパール国内においてマオイスト(ネパール共産党毛沢東主義者)と政府の間で暴動に関する法案が可決されて以来、新たな安全対策が確立しています。そのため秩序が保たれており危険はありません。また宗教や文化に寛容的でうまく調和が保たれています。何より、トレッキングをしていると道中でホスピタリティの精神にあふれ、穏やかで人懐っこい人々に出会えるという点がポイントです。
一般的に言われがちな「ネパールの空は国内線フライトに適しておらず、安全性に問題がある」を信じないでください。ネパールのパイロットは小型機で深い峡谷を翔けることに長けたベテランのパイロットばかりです。一度息を呑むような山々を見れば、その峡谷にすっかり魅了されることでしょう。
全トレッキング区域でほとんどの地点で通信機器の接続が可能です。そのため突然緊急事態に陥ることはありません。ですが健康、通信、安全性、それに高級レストランやホテル、ホームステイ、ロッジ、ティーハウスといったその他のサービスが急速に広まれば、ネパールでのトレッキングや観光がより利便性高く安全なものとなります。
Q.両替はどこで、またどのようにしてできますか?
A.カトマンズのトリブバン国際空港で両替できます。ですが、ツアーオペレーター(またはトレッキングオペレーター)が空港出口でお客様をお出迎えするためあまり時間がとれません。そのため両替所がたくさんあるタメルをおすすめしております。もしタメルで両替できなったとしても、ナガルコットやポカラ、チトワンといった大きな都市でも可能です。またアンナプルナサーキットトレッキングのスタート地点やベシサハールにも両替所があります。
Q.トレッキングのベストシーズンはいつですか?
A.ネパールにも四季があります。ベストシーズンは秋(9月~11月)、と春(3月~5月)です。秋は天気が良く心地の良い季節で、山々の最高の景色が望めます。一方春は美しいシャクナゲが咲き誇り山々を彩ります。大半のトレッカーは美しいシャクナゲの姿から、ランタン―ゴサインクンドトレックのベストシーズンは春だと答えるほどです。冬(12月~2月)は寒さと高峰を隠すほどの厚い雲が空を覆うため、トレッキングは厳しいでしょう。一方夏はトレッキングを行うには暑さがネックとなります。またフライト山歩き両面で大雨によって信仰が妨げられてしまいます。
Q.トレッキング、ハイキング、山登りの違いは何ですか?
A.通常、標高3,000m以下の山を歩くことをハイキングといいます。ハイキングは他と比べても気軽に行けるのが特徴です。トレッキングや登山の準備、または訓練としてハイキングを行う人もいます。ハイキングは大きな荷物を運ぶ必要もなく、気軽に楽しめます。
一方トレッキングはハイキングに比べタフですが登山よりはきつくなく、一般的に6,000m以下での山歩きを指します。とはいえ、難易度を調節することもできます。というのも、1回のトレッキングは5日から25日とコースが様々です。こうした変化に富んだコースの中の、より難易度の高いコースでは、息を呑むような高峰の景色をパノラマで望むことができます。
Q.ネパールの気候について知りたいのですが、寒いですか?
A.ネパールにも春夏(雨期)秋冬と四季があります。まず春は日中気温が35度前後まで上昇して厳しい暑さに見舞われることもあります。次に夏は18~30度と、春ほどの暑さになるわけではないものの、毎日のように雨が降ります。一方秋は気温が10~30度と、暑くも寒くもない心地の良い季節です。そして冬の間は平野部で4~20度、または25度、山岳地帯で-3~-10度または-15度です。つまり春と夏が暑く、秋と冬が寒いと感じるでしょう。それでもネパールは暑さ、寒さともにそこまで厳しくはありません。ただし、地形同様気候も様々で、丘陵地帯(カトマンズなど)、平野部(チトワン国立公園など)、山岳地帯(エベレスト山域、アンナプルナ山域など)でかなり異なります。
Q.ネパールでトレッキングを行うには、どの程度の体力が必要ですか?またどのような訓練をしたら良いですか?
A.体力があるに越したことはありません。トレッキングでは通常3,000m以上の山を4~8時間かけて歩きます。そのため山でそのくらいの時間を歩き続ける体力があれば、トレッキングを十分に行えるでしょう。日常的に過度に飲酒される方やヘビースモーカーの方は、重大な病気を引き起こす、あるいはその他不測の事態を起こす恐れがありますので、4,000m以上のへ行くことはお勧めしておりません。それでもなお4,000m以上のトレッキングをご希望の場合は医者と相談の上、薬を携帯していただくようお願いいたします。
持久力向上にはジョギングやちょっとしたハイキングなどの有酸素運動が有効です。
Q.トレッキングは何日かかりますか?またどの程度困難ですか?
A.ネパールには多種多様なコースがあり、期間も3~27日と様々です。短距離では3,000~4,000mの山々を3~7日間かけて歩きます。一方長距離であれば6,000m級の高峰を10~27日間で往復します。ネパールでのトレッキングでは、急勾配や滑りやすい道、時には氷河地帯を歩くことも、かたや美しい峡谷や珍しい地形を歩くこともあります。また1日中急勾配を歩く日もあれば、次の日は全て下りということもあります。ですのでどのようなトレイルでも歩けるスタミナをつけておく必要があります。
Q.ティーハウストレッキング、キャンピングトレッキングとは何ですか?
A.ネパールではティーハウストレッキングとキャンピングトレッキングの2種類が可能です。ティーハウストレッキングではティーハウス(茶店)またはゲストハウスに宿泊し、食事は宿泊する宿でとるというスタイルで、食事メニューはお好みのものを選ぶことができます。一方キャンピングトレッキングはテントに寝泊まりします。そのため食材および必需品全てを持ち運ぶポーターを、コースや人数に応じて雇う必要があります。食事はコック(ポーターを兼ねる場合もあり)が作ります。食事提供においてシェルパは心強いでしょう。トレッカー個々の必要なもの全てを自身で持ち運ぶのは非常に困難です。とはいえ、キャンピングトレッキングは自然に対峙した、本当の意味でのトレッキングと言えます。
最近は運営側、トレッカー共に利便性を感じるティーハウストレッキングの方が圧倒的に人気があります。人気トレッキングコースのほとんどでティーハウスあるいはゲストハウスがあります。それどころか一部のコースでは豪華なホテルやリゾートもある程です。
Q.ロッジで食事や水を提供してくれますか?また、それらの衛生状態も心配なのですが。
A.はい。食事や水は、宿泊するロッジや途中昼食等で立ち寄る茶店で提供してくれます。手に入る水は精製された水や沸騰させた水、ペットボトルなので安全性に問題はありません。その代わり、水道水や井戸水、小川や川の水は使用しないでください。
食事は地元の食材を使ったオーガニック料理で、こちらも衛生面で問題はありません。
Q.私はベジタリアンですが、何かしら問題が生じますか?
A.いいえ、全く問題ありません。道中ではビーガン(菜食主義者)メニュー、ノンベジタリアンメニュー両方用意されています。種類こそ多くはありませんが、各種パンやシリアル、カレーライスといったビーガン用の食事をとることができます。全て現地で獲れた、あるいは収穫された野菜をふんだんに使ったオーガニック料理を味わえますので、ベジタリアンだからといって問題が生じることはありません。
Q.ガイドやポーターは雇うべきですか?また彼らに別々にチップを支払った方が良いですか?
A.ネパールでのトレッキングを最大限に楽しみたいのであれば、ガイドやポーターは必要です。彼らはいろいろな方法で旅の手助けをしてくれるでしょう。契約内容にある仕事だけでなく山歩きにおいても、食事提供の際も、旅の道中に必要なこと全ての管理を彼らに任せることができます。何より、現在ネパール政府は個人の旅行者がガイドを伴わずに標高4,000m以上の地点でトレッキングを行うことを許可しないという法案を導入しています。この法案は称賛に値するものです。
チップについては、現状彼らはお客様からのチップを期待しています。別々にチップを渡すことでガイドとポーターによるいさかいの可能性は格段に減るでしょう。どうぞ彼らにチップをお渡しください。
Q.女性単独で参加できますか?
A.はい、女性単独で参加される方もいらっしゃいます。ただしガイドやポーターを伴わない女性の単独トレッキングはお勧めできません。逆を言えば、彼らと同行すれば1人でも安全です。いろいろなところを案内してくれるでしょう。
Q.トレッキングに常備薬を持って行った方がよいでしょうか?
A.はい。一般的な病気に備えて応急用の常備薬をいくつか持っていくのは不可欠といって良いでしょう。特にあると便利なのはアスピリン(解熱鎮痛剤)、包帯、絆創膏、ちょっとした怪我やマメができたときなどに使える薬などです。また持病のある方は、必ず第一に主治医と相談したうえで必要な薬を携帯するようにしてください。
Q.高山病になってしまった、あるいは怪我をした際はどのようなサポートをしてくれますか?
A.まず、リーダーがそのような事態にならないよう注意してみてくれるでしょう。それでも万一高山病になってしまったり怪我をしてしまったら、ガイドやポーターがすぐさま対処し、病状または怪我の状態や特性を見分けてくれます。彼らは標高の低い場所で休息を取る(怪我の場合は適切な応急処置を施す)ことで数日間で回復すると考えています。それでもなお良くならない、または悪化してしまった場合は、ガイドのリーダーが旅行会社等に連絡し、ただちに下山となります。その際、旅行保険に加入していれば治療費などを自己負担せずにすみます。
Q.旅行保険には加入しておくべきですか?
A.トレッキングに出かけるなら、旅行保険は確認しなくてはならない最も重要な項目です。ヒマラヤ山脈へ行けば、いつ事故や病気に見舞われるか誰もわかりません。その際、ただちに処置をしなくてはならない場合もあります。そのため旅行保険が怪我や病気に関して全ての費用をカバーしてくれるのかどうかを確認しておくと良いでしょう。そうしないと個人で負担するには高額すぎようとも、全額自己負担しなければいけなくなります。ご出発前に旅行保険には必ず加入するようにしてください。
Q.通信状況は良いですか?
A.ネパールでの大半のトレッキングエリアには通信機器が設けてあります。特にアンナプルナ、ランタン、そしてエベレスト山域の全ゲストハウスあるいはティーハウスではWi-Fiが利用可能で、チャットや画像・動画をご家族やご友人に送ることができます。ですがパスワード取得には200~400ルピーかかります。
マナスル、マカルー、カンチェンジュンガ山域といったその他の僻地やトレッキング制限区域ではインターネットは現在使用できません。とはいえ、電話は全てのエリアで利用できます。
Q.ネパールの携帯電話NTCまたはNCELLのSIMカードはどこで購入できますか?
A.NTCおよびNCELLのSIMカードはカトマンズの空港に到着後購入できます。ですが到着時にSIMを購入すると時間がかかってしまいます。そのためタメルまたは宿泊されるホテル付近で購入すると良いでしょう。街角にあるお店で簡単に買えます。その他チトワンやベシサハール、ポカラでも購入できます。購入の際はパスポートおよびパスポートサイズの写真3枚が必要です。
宿泊施設でWi-Fiを使用できないのであれば、同時にデータパックの購入もお勧めします。
Q.トレッキングにはどのようなものを持っていけば良いですか?
Q.旅行代金以外に所持金はいくらくらいかかりますか?
A.以下はおおよその価格です。
・ガイドとポーター費用:それぞれ5~10ドル
・食事一品:2~8ドル
・ビール:・4~8ドル
・Wi-Fi利用料(パスワード取得):200~400ルピー
・ホットシャワー利用料:200~500ルピー
その他の買い物代金、クラブ、レストラン、マッサージ・スパ代などはそれぞれ値段が異なります。
Q.予約および支払い方法を教えてください
A.旅行出発日の3ヶ月前に旅行代金の20~30%をお支払いいただくと予約が可能です。この時おおまかな計画を立てておいてください。ご予約の時点ですでに旅行出発日に近い場合は電子メールまたはトレッキング会社(またはツアー会社)に出向き、直接予約をしていただくのが一般的です。頭金は返金できませんので、充分に検討いただいた上でご予約いただきますようお願いいたします。
Q.空港に誰か迎えに来てくれますか?
A.お申込みいただいたトレッキング会社(またはツアー会社)の代表者が到着日に空港でお客様を出迎えいたします。代表者はお客様のお名前あるいは団体名のプラカードを提示しておりますので、外に出ていただければすぐに見つかるかと思います。合流後はホテルへご案内いたします。
Q.旅行中、トイレやシャワー室はどのようなものですか?
A.カトマンズやポカラ、チトワン、ベシサハール、ナガルコットといった都市部ではトイレ・シャワー共に西洋式ですのでご安心ください。ですがトレッキング道中では通常、屋外に設置されている共同トイレ・シャワーを利用します。山岳地帯ではトイレ付きの部屋はほとんどありません。エベレスト、アンナプルナ、ランタンといった主要トレッキングエリアには現代的なトイレ・シャワーを備えた豪華な宿泊施設いくつかありますが、それでも見つけるのは困難です。ネパールでのトレッキングでトイレ・シャワーの付いた部屋は期待しない方が賢明でしょう。
山のロッジやティーハウスには太陽光発電を設けているためシャワーが可能ですが、一部ではシャワーが浴びれずバケツシャワーになることもあります。バケツシャワーは主に僻地やマカルー、カンチェンジュンガ、マナスルといった制限エリアで見られます。
シャワー代金は一回の利用につき200~500ルピーです。
Q.ネパールの時差は何時間ですか?また国番号は何番ですか?
A.時差はグリニッジ標準時刻から+5.45時間(日本から-3.15時間)です。国番号は+977です。
Q.観光ビザはネパール到着後でも取得できますか?
A.トリブバン国際空港のイミグレーションオフィスにて、アライバルビザが取得できます。申請は決して難しいものではなく数分でできます。
とはいえ、トレッキングシーズン(春と秋)は長蛇の列ができて時間がかかる場合があります。あらかじめご承知ください。
その他の時期(夏や冬)では基本的に時間がかかりません。
観光ビザ以外のビザを取得したいのであれば、一度観光ビザ取得後、必要条件が満たされていれば後日変更が可能です。
アライバルビザ取得には下記の手順行ってください
1.入国カードに記入
2.観光ビザのオンライン申請手順に従って入力
オンライン申請は空港到着前でも入力できます。入国審査の際、入力が完了した後に出てくるバーコード部分を印刷したものを提出しなければなりません。この受領証は15日間有効です。15日間を過ぎてしまった場合は再度フォームに入力し直すことになりますので、フォームの入力は到着より15日以内にお願いいたします。
あるいは到着後に空港の機械からでもできます。
3.ビザの代金の支払い
ビザ申請フォームが出来上がったら空港内に設置されている銀行でビザ代金をお支払いください。ご希望のビザの滞在日数(15日間、30日間、90日間のいずれか)に応じて金額が異なります。
アライバルビザの代金は以下の通りです。※2019年5月の時点
・15日間:25USドル
・30日間:40USドル
・90日間:100USドル
4.ビザ支払いの領収証受領
支払い時に領間もなく収証は忘れずにお受け取りください。
5.オンライン申請時に印刷したもの、支払い領収証、パスポートの提出
ここまで終わりましたら、もう間もなくビザを取得できます。
中にはビザの取得が必要なくネパール滞在できる人もいます。
以下がその条件に当てはまります。 ※2019年5月の時点
・年齢が10歳以下の者
・SAARC圏内の国籍者(アフガニスタンを除く)の初めの30日間
・MoFA/Nepalesse diplomatic missions abroad発行のNRN(Non Resident Nepali)会員用フリービザ所有者
・中国国籍者
・中国、ブラジル、ロシア、タイ国の行政官(免除協定の適用のため)
Q.一年の中で一番良い季節はいつですか?
Q.大地震後のトレッキング道の状況はどうですか?
A.現在ネパールのトレッキング道は安全です。2015年4月に発生した大地震によってランタン山域は大きな損壊を受けてしまいました。その損壊により美しい自然を誇るランタンバレーが一部廃墟と化し、多くの住民が棲む家と財産をなくしてしまいました。そのためランタンバレーの住民は他の地域への移住を余儀なくされました。ですが、現在はランタン山域も完全復旧しつつあります。アンナプルナやエベレスト、ランタン山域といった主要なトレッキングエリアでは通話やWi-Fi設備も整っています。遠征中にご家族やご友人と連絡を取ることができます。
トレッキング用具
靴
- 登山靴または軽登山靴
- 登山用靴下
服装
- ダウンジャケットまたは化繊ジャケット
- ジャンパーまたは毛織物のジャケット
- ハイキング用ズボン
- ウォータープルーフのジャケットまたはポンチョ
その他
- 傘(折りたたみ)
- 日よけ帽子
- リュックサックおよびダッフルバッグ
- 寝袋
- サングラス
- ヘッドライト
- 懐中電灯および予備の電池
雑多用品
- トイレット用品およびタオル
- トイレットペーパー
- 日焼け止めローションまたはクリーム
- 薬および救急用具
- カメラ
- 水筒または水ボトル
- ストック
アドバイス
ネパール観光トレックスからのアドバイス:
*トレッキングに行く前にカトマンズに到着されたら日本円またはUSドルよりもネパールルピーを所持されることをお勧めいたします。カトマンズ市内では比較的良いレートで両替が可能です。
*カトマンズからポカラのフライトなら右側、カトマンズからルクラなら左側の窓際席を選ぶと良いでしょう。そうすれば窓からヒマラヤの美しい姿を見ることができます。
*高山病対策としてダイアモックス錠を常備されることをお勧めいたします。当社のツアーに参加される方には無料でお分けします。また、浄水錠剤が必要な方は、カトマンズ市内で購入することができます。
*トレッキング中は十分な水分補給を心がけてください。暖かい飲み物も効果的です。
*トレッキング中の飲酒および喫煙はご遠慮ください。標高2,500m以上の場所では特に危険です。
*高地での肉食は決しておすすめできません。高地では鮮度の悪い肉も多いため胃腸に大変負担がかかり、目的地までたどり着けなくなる可能性がございます。
*トレッキング道具はカトマンズでも安く買うことができます。スティックや寝袋はレンタル用具もございますが、数に限りがありますので事前にご相談ください。
*トレイルでは動物にご注意ください。登山道で荷物を背負ったヤクやロバとすれ違う場合は登山者は山側で待機してください。決して谷側で待機しないでください。荷物に押されて谷に転落する危険があります。
*山ではゴミを捨てず、ゴミ箱に入れましょう。
*トレッキング中はガイドの指示に従ってください。
*トレッキング中に下痢や嘔吐、発熱、疲労・倦怠感、めまいなどの症状が出ましたら速やかにガイドにお知らせください。ガイドまたはクルーがいつでも応急処置いたします。
*日本を出国する前に旅行保険には必ず加入してきてください。高山病、怪我または病気になった場合はヘリコプターによる救助が行われますが、救急搬送は高額な費用がかかります。
口コミ
初めての海外トレッキングでわからないことだらけだったけどガイドさんがいたので安心
初めての海外トレッキングでわからないことだらけだったけどガイドさんがいたので安心して山登ることができました。トレッキング中ずっといろいろケーアとアドバイスなどをしてくれてとても助かりました。本当にありがとうございます。
ネパールのヒマラヤトレッキングをしようか迷ったころ日本語でお問い合わせできるネパール観光トレックスの相談にのりました。 信頼に足ると判断し、ゴーキョトレッキングに参加しました。 優しい日本語の話せるガイドをつけていただいたり大変お世話になりました。トレッキングから帰って来たときもいつでも遊びにきてくださいと気をつけてくださりとても有り難かったです。たいへんお世話になりました。ありがとうございます。