ネパールガイドトレッキング
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ネパールガイドトレッキング
トレッキング中の宿泊について
ネパールガイドトレッキングの宿泊先はごく一般的な山の宿泊施設です。カトマンズやポカラ、ナガルコット、チトワン、その他設備の整った都市に関してはデラックスまたは星のついた施設が手配できます。トレッキング期間中は簡素な宿泊施設で夜を過ごすのが一般的です。簡素だからといって部屋やベッドが不衛生ということではなく、屋外に設置されたバスルームやベッドシーツ、照明など細かいところを含めて部屋は清潔です。近年豪華なホテルやゲストハウスも建てられているので、どうしてもというのであればそうした施設を満喫することも可能ですが、手配は困難です。
トレッキング中のホットシャワーおよびWi-Fi通信について
近年ネパールのトレッキング区域のほとんどでデータ通信が普及しています。アンナプルナ Annapurna、エベレスト Everest、ランタン Langtang、アッパードルポ Upper Dolpoに加え、マナスル Manasluでもデータ通信へのアクセスが可能です。中でもアンナプルナやランタン、エベレストトレッキング区域のほとんどでWi-Fiや通話機能が整っています。ネパールの通信会社(
NTCまたはNcell)のSIMカードをインストールすればネットワークへのアクセスが可能です。トレッキング前でも山中でも、データパックを購入できる店があります。ティーハウスやゲストハウスでWi-Fiを利用する場合はWi-Fi利用料として別途200~400ルピーが必要となります。ですが、カトマンズやポカラ、チトワン、ナガルコットといった主要観光地であれば、通常はWi-Fi利用料を支払う必要はないでしょう。
ネパールガイドトレッキング中、ホットシャワーは使用可能ですが、毎日熱いお湯が出るとは限りません。アンナプルナやエベレスト、ランタンエリアは比較的全時間帯でホットシャワーを浴びることができますが、アッパードルポやマナスル、アッパームスタン Upper Mustangといった遠く離れた地域や制限エリアでは全時間帯では厳しいことをご承知ください。その場合、体を洗うための暖かいお湯の入ったバケツを用意してくれます。ホットシャワーは1回につき使用料300~500ルピーが別途必要となります。
トレッキング中の飲料水について
ネパールの山は水資源に恵まれていますが、全てが安全な水とは限りません。そのため浄水タブレットを使用する、沸騰させた水を飲む、あるいはティーハウス・ゲストハウスにて沸騰させた水をもらうかのいずれかになります。場合によりグループに浄水器を1台提供するトレッキング会社もあるので、その場合トレッカーは山中で別途ミネラルウォーター代を支払う必要がなくなります。
山中で生水を飲むことは決してお勧めしません。ご自身の健康を考えて沸騰させた水を飲むことをお勧めします。
トレッキング中の食事について
キャンピングトレッキングであれば食べたいものを調理することになります。一方ティーハウストレッキングの場合、メニューに記載された料理を注文すれば用意してくれます。一般的にはレンズ豆やカレー、シリアル、ご飯、パンなどネパール料理が山での人気メニューです。とはいえ、エベレスト Everestやアンナプルナ Annapurna、ランタン Langtangといった主要トレッキングエリアでは食べたい料理を提供してくれることもあります。食材は全て地元で獲れたものを使用したオーガニック料理です。
通常、一度の食事代の相場は3~9米ドルですが、中にはそれ以上のこともあります。
トレッキングの季節について~1年で最も適した時期~
ネパールでのトレッキングは一年中可能です。しかしながら天候に左右されることが多いです。ネパールでのトレッキングのベストシーズンは9月から11月中旬ですが、シャクナゲの見ごろを見計らって春に訪れるトレッカーにとっては3月から4月もまたベストシーズンといえます。
9月から11月中旬がベストシーズンなのは、気候が非常に穏やかで降水量が少なく、美しい自然環境が堪能できるというのが最大の理由です。同様に山々の眺めも息を飲むほどに素晴らしいものです。
輸送・バスサービスについて
ポカラ Pokharaやチトワン Chitwan、ナガルコット Nagarkot、ルンビニ Lumbiniといった主要観光地ではツーリスト・デラックスバスが用意されています。ポカラはアンナプルナ山域トレッキングのスタート地点、チトワンはチトワン国立公園およびジャングルサファリで有名です。ではエベレスト Everestやランタン Langtang、マナスル Manaslu、ムスタン Mustangなどはどうでしょうか。
カトマンズ Kathmandu-シャブルベシ Syabrubesi間のバスはローカルバスを利用、または個人的にジープやヴァンをチャーターすることもできます。ところがランタン山域はバスの乗り継ぎが良くなく、アンナプルナ山域のような国内線の空港もありません。
ネパールエベレスト山域トレッキングは主に国内線の利用となりますが、一部の人々はカトマンズからジリ Jiriまで陸路で移動し、そこからルクラ Luklaやナムチェ Namche、そしてエベレストベースキャンプ Everest Base Campへと歩いていきます。飛行機を利用する場合はカトマンズ-ルクラ間で国内線が運航しています。
同様にジョムソン Jomsom・ムクティナート Muktinathトレッキングはポカラ-ジョムソン間で国内線が運航しています。ポカラからジョムソンまではたった25分のフライトですが、その間にヒマラヤ上空の美しい景色を堪能できます。
高山病について
基本的に4,000m以下では高山病の心配はありませんが、スタミナドリンクの効きが良くない、たばこの本数が多い、体が水分を十分に吸収できないなどといった場合、必ずしもというわけではありませんが高山病に罹る恐れがあります。
高山病を予防するには、水でもお湯でも良いので水分をたっぷりと補給すること、消化器系の調子が良くないときは胃に負担のかかる重い食事をとらないこと、それに安全かどうか分からない水は飲まないことです。
高山病に罹ってしまった場合はそれ以上先へ進もうとせず下山し、休息をとること。それでもまだ体調が回復しない場合は申し込み先のトレッキング・ツアー会社を通してレスキューを要請すること。まずはじめに山岳ガイドやトレッキングリーダー、ツアーリーダーに知らせれば、彼らがあらゆる手段で山からレスキューを手配してくれるでしょう。また保険に加入していれば、保険会社がその費用をカバーしてくれます。
ネパールトレッキングでの見どころ
ネパールのトレッキングコースには驚くような景色を望める場所が複数個所あります。中でもナガルコット Nagarkotやチサパニ Chisapani、チャンドラギリ Chandragiri Hill、シヴァプリ Shivapuri Hill、ナガルジュン Nagarjun Hillは北の方角に世界最高峰エベレストを含めた、息を飲むほどに素晴らしい名峰の眺めが期待できる人気の展望スポットです。
同様にアンナプルナ山域ではゴレパニ Ghorepaniやプーンヒル Poonhill、マチャプチャレベースキャンプ Machhapuchhare、アンナプルナベースキャンプ Annapurna Base Camp、サランコット Sarangkotが人気です。
一方エベレスト山域の人気展望スポットはナムチェ Namcheやタンボチェ Tyangboche、ゴーキョRi GokyoRi、カラパタール Kala Pattar、エベレストベースキャンプ Everest Base Campです。
トレッキング中のあいさつについて
ネパールでは「ナマステ」が最も共通して使われるあいさつです。「ナマステ」は「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」全てに使えます。山へ行けば「ナマステ」と、あいさつを交わす人々に気付くはず。これは非常に謙虚で礼儀正しい作法なのです。
トレッキングの服装について
トレッキングには暖かく羊毛の衣類が必要となります。山では時折マイナス10℃以下になることもあるためダウンジャケットや寝袋を自身で用意しておかなければなりません。中には寝袋とダウンジャケットを用意してくれるトレッキング・ツアー会社もありますが、それに頼らず自身で事前準備しておくのが良いでしょう。
また山ではタイトな服装は消化機能の働きが悪くなるのでお勧めしておりません。一般的に、山岳地帯の人々の服装は欧米の人々と違い世界標準的なスタイルではありません。
ガイド・ポーターを伴わないトレッキングについて
ガイドやポーターを友わないトレッキングは全くもってお勧めできません。そこは都市ではなく山という自然です。あらゆることが起こる可能性があり何かあった場合はこちらで対処できない恐れがあるため、安全性に欠けていると考えています。ネパール政府は観光客が単独で入山することを許可しない法律を導入しています。信頼性のあるトレッキング・ツアー会社を通して予約をした上で、ガイド・ポーターを伴ったトレッキングを行うことをお勧めいたします。
ネパールトレッキング・ネパールツアーは大自然とのつながりを感じるのに最適な方法です。神からの授かりものであるネパールおよびネパールの大自然の美しさ、とりわけヒマラヤの名峰を含んだ山々の頂上、滝、湖、川、固有動植物、歴史的・文化的建造物は見ごたえ十分です。
ジャングルサファリやラフティング、バンジージャンプ、パラグライディング、カヌー、キャニオニング、マウンテンバイク、それにヒマラヤを見渡すアビア―ウルトラライトプレーンやマウンテンフライト、ヘリコプターツアーといった刺激的で冒険心あふれるアクティビティに惹かれ、毎年世界中から何万人もの観光客がやって来ます。
ネパールのユネスコ世界遺産に登録されているパシュパティナート寺院 Pashupatinath Temple、スワヤンブナート寺院 Swayambhunath Temple、カトマンズ・ハヌマンドカ・ダルバールスクエア Kathmandu/Hanuman Doka Durbar Square、ボダナートストゥーパ Boudhanath Stupa、パタン・ダルバールスクエア Patan Durbar Square、バクタプール・ダルバールスクエア Bhaktapur Durbar Square、チトワン国立公園 Chitwan National Park、サガルマータ国立公園 Sagarmatha National Park。これらもまたネパールトレッキング・ネパールツアーの代表的な観光スポットです。他民族国家であるネパールの民族文化やお祝い、山岳民族のホスピタリティ、ネパールでのホームステイ・ボランティア活動はネパールを訪れる人々の人生経験に大きな意味をもたらすでしょう。
ネパールトレッキングではマウンテントレイルへ出かけます。そこでは未開墾の土地に入り、山岳民族に出会い、名峰をその目で確かめるなど…全てが刺激的な体験です。それにトレッキング中に通る木の生い茂る森や自然美に癒され、元気づけられます。
基本的にネパールのトレッキングスタイルはティーハウストレッキングまたはキャンピングトレッキングの2種類です。ティーハウストレッキングは宿泊施設や食事はティーハウスまたはゲストハウス側が用意します。そのため調理器具やテントなど宿泊用品を携帯する必要がなく、キャンピングトレッキングに比べ便利です。
一方キャンピングトレッキングはクラシカルなトレッキングとして知られています。というのも、テントで夜を過ごし、食事は自身で調理、または期間中に食事を提供してくれるコックを雇わなければいけないのがその理由です。そのためティーハウストレッキングに比べてどうしても費用が高くなってしまうのが現状です。とはいえ、キャンピングトレッキングはネパールでのトレッキングで最も自然な形であることは確かです。
お問い合わせの名前:ビスタ リラ
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