クラシカルカラパタールエベレストベースキャンプトレッキング 20日間
概要
クラシカルカラパタールエベレストベースキャンプトレッキング 20日間
当トレッキングはネパール国内エベレスト山域での理想的な遠征トレッキングコースです。かつてテンジン・ノルゲイ・シェルパ氏とエドモンド・ヒラリー卿が通った伝説的なルートを歩きます。この遠征トレッキングのルートはサガルマータ国立公園 Sagarmatha National Park、ナムチェ Namche、テンボチェ Tengboche、カラパタール Kalapatthar、そしてエベレストベースキャンプ Everest Base Campとなっており、世界最高峰のエベレスト Mt.Everest(8,848m)をはじめとした息を飲むような山々の美しさが望める貴重な機会です。
当トレッキングはシバラヤ Shivalayaからスタートします。以前ははジリ Jiriからスタートしていましたが、シバラヤ-カトマンズ間の道路が開通して以来シバラヤに変更されました。
まず初めにカトマンズから車で9時間かけてシバラヤへ移動します。到着後トレッキングの準備を施し、ヌンタラ Nunthalaやジュンベシ Junbesiといった複数の美しい住居を通りながら徐々に登っていきます。ルクラ Luklaを北上後モンジョ Monjoを通過、ナムチェ Namcheへと歩いていきます。
ナムチェから先はカトマンズ-ルクラ間を飛行機で移動するトレッカーと同じルートとなります。現在はサガルマータ国立公園(ユネスコ世界遺産)への立ち入り、およびヒマラヤの動植物に触れる壮大な機会が許可されております。
ナムチェバザールは当トレッキングの主要エリアの一つです。チベタンマーケットやシェルパの文化ミュージアム、ホテルエベレスト・ビュー、クムジュン・ビレッジで特別な体験をお楽しみください。
タンボチェに向かう途中、僧院や街並みの美しい村を散策できます。ロブチェ Lobuche通過後ゴラクシェプ Gorakshepに到着、カラパタール登山ではエベレストを含む巨大な峰々の景色がはっきりと映し出され、その姿に魅了されることでしょう。さらに、エベレストに向けて山域をくまなく歩きます。
復路ではタンボチェ-ナムチェ-ルクラのルートをたどります。ルクラ到着後、短時間のフライトを満喫した後、この20日間のクラシカル・ネパール・エベレストベースキャンプ/カラパタールトレッキングは終了となります。
注記:
ルクラへの飛行は天候により欠航になる場合がございます。そのため日程に余裕を持ったスケジュールを組んでいただくことをお勧めいたします。
このツアーはお客様がカトマンズのホテルに到着された時点で終了となります。その後は各自自由な時間をお過ごしください。
エベレストトレッキングに関するお役立ち情報
ご自身が懸念されるほど、ネパールでのトレッキングが危険を伴うものと考える必要はございません。それでも、やはり事前にメディカルチェックや予防接種といった予防策をとることで非常事態を避けることができます。僻地では現代の医療機器に必要なものが用意できない上救援や避難が数日かかることもあることから、必ず一般的な薬が一式揃っている救急箱やトレッキング用具の付属品をご用意していただくことになります。
ネパールの山岳地域には現代的な歯科医院はございませんので、ご出発前に歯科検診を受けていただくこともお勧めしております。歯の詰め物に関して:低温や標高の高い場所では詰め物がとれてしまうこともございます。予防策はご自身でこまめに詰め物のチェックをしていただくことです。
また持病などがあり、医者にかかっておられる場合は主治医による処方薬をお持ちください。
頭痛薬や胃腸薬といった一般的な薬やマラリアの薬はカトマンズでも購入できますが、通常、僻地では薬はご購入いただけません。ですのでご自身で必要とされる薬を携帯していただくのが一番よい方法となります。加えて、ネパールご出発前に腸チフスや髄膜炎、肝炎などの予防接種を受けられると良いでしょう。
高山病の克服:急性高山病(Acute Mountain Sickness:AMS)としてよく知られており、とりわけヒマラヤ山脈でのトレッキング中に起こる危険性がある重大な問題です。高山病とは高度約3,000m以上の場所を急激に登ったことで体調に異変をきたす症状を意味します。高山病の初期症状では頭痛や吐き気、息切れ、疲労などといった症状が顕著にあらわれます。予防策および治療方法の主な情報源である「NGOヒマラヤ救助協会」"Himalayan Rescue Association(HRA)"やネパール観光トレックスは信頼できる団体です。当社のガイド全員が確かな情報を有するHRA指導に従い訓練を行ってきた者であることを保証いたします。
世界の屋根エベレスト
エベレストは標高(29,029フィート、8,848m)で地球上最高峰です。ヒマラヤ山脈のマハラングル地域に位置し、現在その山頂はネパールと中国チベット自治区の国境となっています。 エベレストの標高が初めて明らかになったのは1856年でした。イギリスおよびインドによる大三角測量で、当時ピーク15と呼ばれていた山が最も高く、その高さが29,002フィート(8,840m)だと分かりました。しかし当時の調査にはある不都合がありました。自国が侵略または併合されるのではないかと恐れたネパールが入国を許可しなかったのです。近年認識されている標高は1955年にインドが行った調査から判明、その後の1975年に中国が行った測定で再確認された数値です。 1865年、当時前インド測量局長官アンドリュー・ウォーはその山を前任者のジョージ・エベレスト氏に因んだ名前にするよう提案しました。チベットの人々は数世紀前からすでにこの山を『チョモランマ(聖なる母という意味)』と呼んでいましたが、当時ネパールおよびチベット鎖国していたため、ウォーはこの事実を知りませんでした。
エベレスト登山
エベレストは一般的にシェルパと呼ばれるガイドの協力が必要な経験の少ない登山者はもちろん、経験豊富な登山者をも魅了しています。8,000フィートを超えると、登山は決して簡単ではありません。大半の登山者にとって登頂を目指す際、高山病や天候、強風が主な障害となります。これまでに5,000名以上がエベレスト登頂に挑戦しましたが、その内219名が亡くなっています。2000年以降になるとおよそ77パーセントの挑戦者が登頂に成功しています。2007年には633名が記録されました。エベレストには主に、ネパール側の南東稜ルートとチベット側の北稜ルートという2つのルートがありますが、今日では技術的にやや難易度の低い南東稜ルートが頻繁に利用されています。 北稜ルートは1921年ジョージ・マロリーがイギリスのエベレスト偵察遠征の際に発見されました。この遠征は本格的な登頂のための調査が主な目的で、登頂を試みるものではありませんでした。マロリーは「なぜエベレストに登るのか?」という質問に対し、あの有名な、あるいは伝説となっている「そこに山(エベレスト)があるからだ」と答えた人物です。 1922年、ブリット・ジョージ・フィンチが初めて酸素ボンベを着用して登頂を試みましたが、遠征隊はなだれによって成功することはなりませんでした。 1924年にマロリーと彼のパートナーのアンドリュー・アーヴィンが登頂に挑戦しましたが、生きて帰ることはなく、1999年にマロリーの遺体が発見されました。1920年代および1930年代の初期の登山遠征隊はチベット側からの登頂を試みていました。ところが1950年にチベットが中国の支配下に置かれると、そのルートは閉ざされてしまったのです。???この出来事を受け、ビル・ティルマンおよびチャールズ・ヒューストン、オスカーヒューストン、ベスィー・コールズを含めた小規模隊が、ネパールを経由したルート、つまり今ではスタンダードになりつつある南側から登頂を目指すルートを試みました。 1952年、エドゥアルド・ウィス・ドゥナント率いるスイス登山遠征隊のメンバーは南東稜ルートで標高約28,199フィート(8,595m)にまで到達し、新たな記録を打ち立てました。この遠征隊の一員であるネパール人シェルパのテンジン・ノルゲイは後にイギリスの遠征隊に参加します。 1953年、ジョン・ハント率いるイギリスの遠征隊がネパールに戻りました。ハントは頂上に到達するための2人1組のペアを選びます。第1ペア(トム・ボールディロンとチャールズ・エヴァンス)が頂上から残り約300フィート(100m)地点まで到達しましたが、酸素のトラブルによりそこで引き返しました。2日後、第2ペアであるエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが登頂に成功、写真撮影を行い甘いお菓子と十字架を置きました。
エベレストの生物
エベレストはローツェ Lhotse(27,940ft/8,516m)やヌプツェ(25,771ft/7,855m)、シャントブセ Changtobse(24,870ft/7,580m)といった数多くの峰々に囲まれています。 一般的に標高の高い地帯では動物や植物は生息できません。ただ、カバノキやジュニパー、青松、モミ、竹、シャクナゲは比較的標高の低いところで成長します。18,690フィート(5,750m)以上は植物は見当たりません。ジャコウジカや野生のヤク、アカパンダ、ユキヒョウ、ヒマラヤグマ(ヒマラヤツキノワグマ)もまた生息しているのは比較的標高の低い土地です。少数ではありますがヒマラヤタール、鹿、コノハザル、ノウサギ、きつね、イタチ、ヒマラヤオオカミもいます。
⇑比較的標高の高いところ ではないですか?
エベレストのマイルストーン
エベレスト遠征登山に関するその他の出来事 1965年5月20日:シェルパのナワン・ゴンブが世界で初めて2度の登頂に成功 1975年5月16日:日本人の田部井淳子が女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功 1980年5月3日:日本人の登山家、加藤保男が初めてシェルパを伴わずにエベレスト登頂に成功。1973年に初登頂を果たしており、彼にとって2度目の成功となった 1980年8月20日:ラインホルト・メスナーが世界で初めて単独で登頂に成功 1996年開山期:エベレスト登山中に16名が亡くなり、1年で最も多くの犠牲者を出した年となった。そのうち8名は5月10日に発生した嵐によるものだった。生き残った内の1人、「アウトサイド」誌のジャーナリスト、ジョン・クラカワーは後に彼の体験について綴った書籍「空へ-エベレストの悲劇はなぜ起きたのか」を出版し、ベストセラーとなった。 2010年5月22日:1990年5月10日に初登頂を果たしたアパ・シェルパがこの日20度目の登頂に成功。
旅程
1日目:カトマンズトリブバン国際空港に到着
当社代理の者が空港でお客様をお出迎えし、その後ホテルに向かいます。休憩後、ガイドやポーターの紹介および当ツアーの説明を含めた簡単なオリエンテーションミーティングを行います。当社は必要な装備もご用意してございます。あらかじめパスポートおよびパスポートサイズの顔写真3枚、旅行保険をご用意ください
2日目:カトマンズ盆地観光ツアーおよびトレッキング準備
朝食を終えた8時頃からカトマンズ盆地観光ツアーへ出発します。このツアーにはバンまたは車およびプロのガイドが付いています。行先きはカトマンズ盆地内の世界遺産に登録されているパシュパティナート Pashupatinathやスワヤンブナート Swayambhunath、ボダナート Boudhanath、パタン Patanなどです。ツアーには昼食が含まれております。昼食に再び市内観光を行い、午後4時頃終了となります。夜、トレッキングに必要な装備をお渡しいたします。
3日目:車でシバラヤへ移動(9~10時間)
早朝カトマンズを出発します。出発前にホテルで朝食をとります(朝6:30前に済ませるのが良いでしょう)。出発後は川沿いの田舎道(全およそ210㎞)を走っていきます。丘を登り、時には深い渓谷を渡るうちにジリに到着、その後も移動が続き、最終的にシバラヤに到着するという道程です。
シバラヤのゲストハウスに宿泊
4日目:バンダール Bhandar(2,180m)へのトレッキング
この日のトレッキングは諸民族の古き良き住居地を歩きます。この日の道程は基本的に平坦な道路ではなく、アップダウンの激しい道です。ですが、歩きながら眺める風景はとても魅力的です。
バンダールのゲストハウスに宿泊
5日目:セテ Sete(2,525m)へのトレック
様々な民族と出会います。どうぞひと気のない道をお楽しみください。現地住民と出会うだけでなく、彼らの生活様式や文化について知る良い機会です。
セテのゲストハウスに宿泊
6日目:ジュンベシ Junbesi(2,700m)へのトレッキング
この日は森の中を通りジュンベシに到着するという道程です。セテからジュンベシへのトレッキングで歩く楽しさを味わいましょう。途中、絵に描いたような住居がそこかしこに点在しています。ジュンベシはシバラヤまたはジリからルクラまたはナムチェへの道中でも景観の美しい街並みが広がる村の一つです。そのためこの村に数日滞在するトレッカーもたくさんいます。また、オーガニックチーズでも有名です。
ジュンベシのゲストハウスに宿泊
7日目:ヌンタラ Nhuntala(2,330m)へのトレッキング
この日のトレッキングでもネパールの伝統的な生活様式の本質を知り、温かいもてなしを受ける機会をご提供いたします。この日は道中、異なる植物の様相に気付くことでしょう。昼食後、ヌンタラまでトレッキングは続きます。
ヌンタラのゲストハウスに宿泊
8日目:ブクサ Buksa(2,360m)へのトレッキング
この日はルクラ Luklaやナムチェバザール Namche Bazarのすぐそばまで歩きます。トレッキング中、空を見上げればカトマンズ-ルクラを往復する国内線航空便を幾度となく目撃するかと思います。ひと気のない道を歩き、トレッキングの本当の魅力を一緒に味わいましょう。やがてブクサに到着します。
ブクサのゲストハウスに宿泊
9日目:チョブルン Chablung(2,660m)へのトレッキング
この日は一気に300m登りますが、そこまで大変な道ではありません。この日も地元住民の生活様式に触れる機会があります。地元の人たちとの談笑や写真撮影、地元料理を堪能しましょう。
チョブルンのゲストハウスに宿泊
10日目:ナムチェバザール Namche Bazaar(3,440m)へのトレッキング
この日のトレッキングは一日で900m程登る少しハードな道程です。ナムチェバザールに近づくと急勾配の道になります。ナムチェはエベレスト山域のチベットの交易の場として、またトレッキングの拠点地としても知られる有数の村です。
ナムチェのゲストハウスに宿泊
11日目:高度順応日-エベレストビューホテルへのハイキング(距離:3~4㎞、歩行時間:3~4時間)
ナムチェでの高度順応は非常に重要な過程です。というのも、高度順応を行わずに急いで登って行った場合、高山病に罹る恐れがあるためです。この日はホテルエベレストビューやシェルパ国際博物館までハイキングします。さらに、美しい風景を見にクムジュン村まで歩いていきます。
ナムチェのティーハウスに宿泊
12日目:ナムチェからタンボチェ Tyangboche(3,860m)へ(距離:10~11㎞、歩行時間:5時間)
ナムチェでの高度順応後はタンボチェに向かう体力が付いています。はじめに約1時間半平坦な道を歩くと、その後川に着くまで下り坂が続きます。川を渡ったらタンボチェに着くまではすべて急な登り坂です。タンボチェではタンボチェ・ゴンパを訪問やゴンパから少し小道を進ん見晴らしの良い場所での景色が楽しめます。
タンボチェのティーハウスに宿泊
13日目:タンボチェからディンボチェ Dingboche(4,410m)へ(距離:11~12㎞、歩行時間:5時間)
この日は終始サガルマータ国立公園内を歩きます。松やシャクナゲ、オーク、モミの木の中を通っていきます。訪問者を楽しませるこの道はディンボチェに到着するまで続きます。
14日目:高度順応日-ナガルジュン Nagarjun往復ハイキング(距離:5~6㎞、歩行時間:4~5時間)
この日は2度目の高度順応日で、再びディンボチェやナガルジュンを散策します。焦らずリラックスして次の日からの歩行に備えましょう。
ディンボチェのティーハウスに宿泊
15日目:ディンボチェからロブチェ Lobuche(4,910m)へ(距離:11~12㎞、歩行時間:5時間)
この日の歩行ではトレッキング道から高山植物や山々の展望が楽しめます。この辺りから、進んでいくにつれて高山病による酸欠状態になる可能性が増えきますので十分ご注意ください。
ロブチェのティーハウスに宿泊
16日目:ロブチェからエベレストベースキャンプ Everest Base Camp(5,364m)へ(距離:14~15㎞、歩行時間:8時間)
この日はまずエベレストベースキャンプに向かい、その後この日の宿泊先となるゴラクシェプ Gorakshepへと戻るという、他の日よりさらに過酷な道程になりますが、ローツェLhotse やナプツェNuptseなど、名峰の壮大な眺めを楽しめる素晴らしい機会です。残念ながらエベレストベースキャンプからは肝心なエベレストの姿を捉えることはできません。
ゴラクシェプのティーハウスに宿泊
17日目:ゴラクシェプからカラ・パタール Kala Pattar(5,545m)→ペリチェ Periche(4,210m)へ(距離:13~14㎞、歩行時間:7時間)
この日は早朝カラ・パタールを登頂し、エベレストやプモリ Pumoriなど名峰の眺めと共に映る朝日を拝みます。こうした山々に畏敬の念を感じることでしょう。通常、カラ・パタール頂上付近は風が強いため、15分程頂上に滞在した後ゴラクシェプに戻り、その後ペリチェへと下山します。
ペリチェのティーハウスに宿泊
18日目:ペリチェからナムチェ(3,440m)へ(距離:14~15㎞、歩行時間:7時間)
この日はひたすらナムチェに向かって登りと同じ道を下山します。同じ道でもサガルマータ国立公園は十分に楽しめます。
ナムチェのティーハウスに宿泊
19日目:ナムチェからルクラ(2,880m)へ(距離:18~19m、歩行時間:7時間)
この日はナムチェを離れ、エベレスト地域の玄関口へと向かいます。少しずつサガルマータ国立公園から離れていき、歩いていくうちにやがてルクラに到着します。ルクラ到着後の夜、この遠征から無事に帰還できたことを祝うと同時に次の日のルクラ-カトマンズ間のフライトの準備をしていただきます。
20日目:この日はルクラ空港からカトマンズへの35分間のフライトとなります。
短いフライトですが、ヒマラヤの美しい景色をご堪能ください。到着後、当社の代理の者が現地でお出迎えし、カトマンズのホテルまでお送りいたします。
料金に含まるもの
- カトマンズ国際空港~カトマンズのホテルまでの送迎料
- カトマンズのホテル2泊(ツーリストクラスホテル朝食付き)
- エベレスト国立公園代
- TIMS カード
- カトマンズールクラーカトマンズ(飛行機のチケット)
- カトマンズのホテル〜国内空港〜カトマンズのホテルまで車代
- トレッキング中の食事1日3食(朝、昼、晩御飯付き)
- トレッキング中のロッジ宿泊
- 寝袋とダウンジャケット(ご希望の場合)
- ネパール政府からのガイドトレーニングを受講して10年以上山登り経験があるフレンドリーなガイド、ポーター
- (ガイド、ポーターの食費、宿泊費、移動費、装備道具、給料、保険料)
- (ポーターは2名様以上の参加に限り含まれます。1名様参加の場合別途追加料金が掛かります、ポーター1名につき20キロまで負担)
- エベレストトレッキングマップ&トレッキング証明書
- ファーストエイドキット
- トレッキングツアー後の送別食事会
- ネパール政府へ支払うべき税金およびサービス料
料金に含まれないもの
- ネパールまでの国際線航空運賃
- ネパールビザ代
- 海外旅行保険
- トレッキング前と後の食事代(お昼と晩御飯)
- ガイド・ポーターのチップ(渡す習慣があります)
- トレッキング中の飲み物代
- ポーター追加の場合料金がかかります。(2名以上でのご参加の場合、ポーター料金に含まれます)
- 料金に含まれるもの以外はお客様からのお支払いをお願いいたします。
よくある質問
Q. カラパタールエベレストベースキャンプトレッキングの主な見どころは何ですか?
A. 以下はこのトレッキングの主要ポイントです。
- カトマンズからシバラヤへの移動中に見る美しい山並み
- ジュンベシやヌンタラでの絵に描いたような美しい住居
- ひとけのない人里離れたトレイルでのトレッキング体験
- ナムチェバザール、テンボチェ、カラパタール、エベレストベースキャンプ、サガルマータ国立公園、この地域に生息する動植物
- ルクラからカトマンズのフライト間に見る山々
- シェルパ族の人々および彼らの文化
- カラパタールやエベレストベースキャンプから見る圧巻の景色
Q. 食事について教えてください。
A. カトマンズではウェルカム・フェアウェルディナーをお楽しみいただけます。山での食事は宿泊するロッジまたはゲストハウスのメニューのものでしたら注文が可能です。一般的にはご飯やパン、麺、カレー、レンズ豆(ヒラマメ)、ゆで団子といったネパール料理が中心となります。トレッキング中は全食事が含まれており、朝食および夕食を宿泊先のゲストハウスにて、ランチは次の目的地に向かう途中でご用意いたします。
Q. 宿泊施設について教えてください。
A. 山では星の付いた宿泊施設は非常に困難なのが現状で、基本的にはツイン・共同となることが多いです。シングルをご希望でしたらこちらで手配いたしますが、追加料金が必要となります。山の宿泊施設では各部屋にシャワールームを設置することが難しいため、通常は共同シャワーとなります。
Q.カラパタールエベレストベースキャンプトレッキング中の健康状態が気になります。またトレッキング経験がないのですが…。
A. 当トレッキングはネパール国内でも比較的穏やかなコースですが、1,300mから5,500mと標高差があります。そのため常に体調管理を心掛けていただくようお願いいたします。トレッキング・ハイキング経験は必須ではありませんが、ある方が良いかと思います。
また肺や心臓、血圧などに持病がありましたら出発前にお知らせください。ドクターに相談した上で対処いたします。
Q. カラパタールエベレストベースキャンプトレッキングのベストシーズンはいつですか?
A. エベレストベースキャンプトレッキングのベストシーズンは天候が穏やかな9月から11月中旬です。その時期の景色は驚くほどの美しさで、これこそがネパールの秋といえます。とはいえ、12月上旬でも可能です。また、シャクナゲの見頃を狙って春(3月~5月)に訪れる方もいらっしゃいます。その他のシーズン(夏や冬)はこのコースではお勧めできません。
トレッキング用具
・トレッキング(ウォーキング)シューズ
※防水のもの
※履きなれていないものであれば、靴擦れを防ぐため事前に慣らしておくと良いです
※予備の靴ひももご用意ください
・防寒ジャケット(ファイバーフィル:化繊製またはダウンジャケット)
※ダウンジャケットがベスト
・ゴアテックスなど高機能なジャケット(雨具およびウインドブレーカーとして)1着
・ウール素材のシャツおよび厚手のセーター
・トレッキングパンツ1着
※ジーンズはトレッキングにふさわしい服装ではないのでお勧めできません
・保温・吸汗性のアンダーウェア
・ゆったりとした履き心地のショートパンツ/スカート2着
・Tシャツ数枚
・日焼け防止用に軽量長袖シャツ最低1枚
・朝晩用にウール素材の帽子
・昼用に日よけ帽子
※顔および首が隠れるほどつばの広いものを持っておくと確実に役に立ちます
・手袋(薄い手袋および厚い手袋を持っていくと使い分けできて便利です)
・シャワー用または宿泊施設で使用するサンダル1足
・薄手およびウール素材の厚手の靴下 2−3足
・下着数枚
・シュラフ(寝袋)
※最低気温は-20℃まで下がります.
アドバイス
*トレッキングに行く前にカトマンズに到着されたら日本円またはUSドルよりもネパールルピーを所持されることをお勧めいたします。カトマンズ市内では比較的良いレートで両替が可能です。
*カトマンズからポカラのフライトなら右側、カトマンズからルクラなら左側の窓際席を選ぶと良いでしょう。そうすれば窓からヒマラヤの美しい姿を見ることができます。
*高山病対策としてダイアモックス錠を常備されることをお勧めいたします。当社のツアーに参加される方には無料でお分けします。また、浄水錠剤が必要な方は、カトマンズ市内で購入することができます。
*トレッキング中は十分な水分補給を心がけてください。暖かい飲み物も効果的です。
*トレッキング中の飲酒および喫煙はご遠慮ください。標高2,500m以上の場所では特に危険です。
*高地での肉食は決しておすすめできません。高地では鮮度の悪い肉も多いため胃腸に大変負担がかかり、目的地までたどり着けなくなる可能性がございます。
*トレッキング道具はカトマンズでも安く買うことができます。スティックや寝袋はレンタル用具もございますが、数に限りがありますので事前にご相談ください。
*トレイルでは動物にご注意ください。登山道で荷物を背負ったヤクやロバとすれ違う場合は登山者は山側で待機してください。決して谷側で待機しないでください。荷物に押されて谷に転落する危険があります。
*山ではゴミを捨てず、ゴミ箱に入れましょう。
*トレッキング中はガイドの指示に従ってください。
*トレッキング中に下痢や嘔吐、発熱、疲労・倦怠感、めまいなどの症状が出ましたら速やかにガイドにお知らせください。ガイドまたはクルーがいつでも応急処置いたします。
*日本を出国する前に旅行保険には必ず加入してきてください。高山病、怪我または病気になった場合はヘリコプターによる救助が行われますが、救急搬送は高額な費用がかかります。
口コミ
初めてのネパール旅行です。たくさん他の国を旅しましたが、一番出発前は不安でした。でも、リラさんがメールで分かりやすく教えてくれました。エベレストトレッキングへ行きました。ガイドのディパクさんがずっと一緒に案内してくれて、とても親切です。初めてのトレッキングでトレッキングツアーを組もうと思っている方や信用出来るガイドを探している方どこにトレッキングに行くか迷っている方には一度100%ネパール観光トレックスお勧めします。ありがとうございました。