エベレスト3パス越えトレッキング16日間
概要
エベレストス3パストレッキングは、エベレストベースキャンプとゴーキョ湖、そして東西両端に延びるトレイルを繋ぐトレッキングです。それぞれ5,300mを超える3つの峠越えに加え悪天候の可能性もあり、この長く厳しいトレッキングを成功させるためには、徹底した高度順応とゆっくりかつ安定したペースで登ることが大切です。このエベレストス3パストレッキングには、時計回り、反時計回りの両方のコースがありますが、ここでは反時計回りのコースを取り上げています。
トレッキングはルクラから始まります。ナムチェバザールでは休息と高度順応のための日を設け、シェルパ族の村クムジュンを訪れます。東側のトレイルを進み、チュクンでは2日間の高度順応日を設けます。その間のチュクン・リやアイランドピークベースキャンプまでの日帰りハイクでは、ローツェやアマダブラム氷河の景色を眺めることができます。山小屋(ティーハウス)は、地元の人々や国立公園によってしっかりと管理されており、また、大自然に囲まれた素晴らしいキャンプサイトを見つけることもできます。
その後、一つ目の峠コンマ・パス(5,535m)を越え、ロブチェ、エベレストベースキャンプへと向かいます。トゥクラまで戻り、二つ目のチョラ・パス(5,368m)までの長い道を進み、峠を越えた後はタンナまでの急な道を下ります。そして、ゴジュンバ氷河を渡りゴーキョに向かいます。ゴーキョでの休息日にはゴーキョ・リへ登り、ネパール一長いとされているチョオユ氷河やエベレスト山脈の絶景をお楽しみください。
ゴーキョから西へ、最後の峠レンジョ・パスへの急な登り道を進むと、渓谷や氷河を下に、そしてエベレストの北西の壁を含むヒマラヤ山脈の素晴らしい景色を眺めることができます。マルルンへの下りでは、これまでとは異なる風景を楽しむことができます。この村の下で、トレイルは古いチベットの塩貿易ルートに合流し、ターメに続いてナムチェバザールに戻ります。そして、カトマンズへのフライトのためにルクラまで下山します。
エベレストス3パストレッキングは、エベレスト地域で最も長く難易度の高いトレッキングの一つです。トレイルには、多くの岩やクレバス、ジグザグした滑りやすい道があり、細心の注意を払うことが要求されます。エベレスト地域の気候は風が強く寒く、急性高山病にかかってしまう可能性もあります。症状が現れた場合には、ガイドまたは医療の専門家に相談し、迅速な対処と治療を受けてください。
エベレストス3パストレッキングは、ヒマラヤの神秘的な土地への旅です。峠、多数の山塊、ヒマラヤ山脈、野生動物、美しい景観、そして人々や彼らの生活の感動的な物語に出会うチャンスがあります。その感動を写真に収めたいときっと誰もが思うことでしょう。私たちから一つお願いがあるのですが、エベレストベースキャンプから戻る際に写真を撮影してください。そうすることで時間を節約し、予定通りに目的地に到着することができます。
ヒマラヤでのトレッキングは、多くのトレッカーにとっての夢です。しかし、本物のギアを十分に備えていないと、その夢が悪夢になってしまう可能性があります。ウェブサイトを確認したり専門家に相談したりして、エベレストスリーパストレッキングに必要なギアをリストアップしてください。
ヒマラヤの天候は季節そして時間と共に刻々と変化します。そのため、数時間、さらには数日のフライトの遅れが生じることがありますので、スケジュールに予備日を設けることをお勧めします。ネパール観光トレックスと一緒に、ヒマラヤの地へ冒険旅行に出かけませんか。
旅程
1日目:トリブバン国際空港(カトマンズ)到着。ホテルへ移動。ホテル泊。
2日目:カトマンズからルクラ(2848m)へ飛行機で移動(35分)(エベレストトレッキングへ)
その後パクディン(2652m)までトレッキング(3時間)。ロッジ泊。
3日目:パクディンからナムチェバザール(3440m)までトレッキング(6時間半)。ロッジ泊。
4日目:高度順応のためナムチェバザールに滞在。シャンボチェ及びクムジュン村散策。ロッジ泊。
5日目:ナムチェバザールからテンボチェ(3870m)までトレッキング(6時間)。ロッジ泊。
6日目:テンボチェからディンボチェ(4360m)までトレッキング(6時間)。ロッジ泊。
7日目:ディンボチェ〜チュクン(4730m)3時間トレッキング。ロッジ泊。
8日目:チュクンからコンマーラ山(5535m)こえてロビチェ(4910m)までトレッキング(8−9時間)。ロッジ泊。
9日目:ロブチェからゴラクシープ(5170m)までトレッキング。その後エベレストベースキャンプ(5486m)までトレッキング。
再びゴラクシープまでトレッキング(計7時間)。ロッジ泊。
10日目:早朝ゴラクシープからカラパタール(5545m)までトレッキング。再びゴラクシープまでトレッキング(計2時間)。
その後ゴラクシープからゾンラ(48430m)までトレッキング(6-7時間)。ロッジ泊。
11日目:ゾンラ〜チョラ.ラ(5420m)の山こえてゴーキョ(4800m)までトレッキング(6-8時間)。ロッジ泊。
12日目:高度順応のためゴーキョに滞在。ゴーキョピーク散策。ロッジ泊。
13日目:ゴーキョ〜レンジョラ(5345m)パスしてムルルングまでトレッキング(8-9時間)。ロッジ泊。
14日目:ムルルングからナムチェバザールまでトレッキング(7~8時間)。ロッジ泊。
15日目:ナムチェバザールからルクラまでトレッキング(7~8時間)。ロッジ泊。
16日目:ルクラからカトマンズへ飛行機で移動。ホテル泊。
料金に含まるもの
- カトマンズ国際空港~カトマンズのホテルまでの送迎料
- カトマンズのホテル一泊(ツーリストクラスホテル朝食付き)
- エベレスト国立公園代
- TIMS カード, エベレストビレッジパミット
- カトマンズールクラーカトマンズ(飛行機のチケット)
- カトマンズのホテル〜国内空港〜カトマンズのホテルまで車代
- トレッキング中の食事1日3食(朝、昼、晩御飯付き)
- トレッキング中のロッジ宿泊
- 寝袋とダウンジャケット(ご希望の場合)
- ネパール政府からのガイドトレーニングを受講して10年以上山登り経験があるフレンドリーなガイド、ポーター
- (ガイド、ポーターの食費、宿泊費、移動費、装備道具、給料、保険料)
- (ポーターは2名様以上の参加に限り含まれます。1名様参加の場合別途追加料金が掛かります、ポーター1名につき20キロまで負担)
- エベレストトレッキングマップ&トレッキング証明書
- ファーストエイドキット
料金に含まれないもの
- ネパールまでの国際線航空運賃
- ネパールビザ代
- 海外旅行保険
- トレッキング前と後の食事代(お昼と晩御飯)
- ガイド・ポーターのチップ(渡す習慣があります)
- トレッキング中の飲み物代
- ポーター追加の場合料金がかかります。(2名以上でのご参加の場合、ポーター料金に含まれます)
- 料金に含まれるもの以外はお客様からのお支払いをお願いいたします。
よくある質問
◎ネパールでのトレッキングツアーを行う上で、観光・トレッキング代理店が必要な理由
ネパールは雄大な自然環境とヒマラヤの美しさに秀でた国です。世界最高峰と謳われるいくつもの山がこの山系に属しています。文化的な面においても多様性があり、その豊かさは素晴らしいものです。格調ある文化は様々な芸術の形として、さらには建築や祝祭、慣習、民族衣装といったものとして顕わになっています。休暇の目的地として不足はありません。ネパール滞在期間中、人生の新たな1ページを刻むだけでなく、圧倒されるほど存在感のあるヒマラヤの風景によって一生記憶に残る思い出となるはずです。
何よりネパールは世界有数のトレッキングスポットです。この雄大なヒマラヤの田舎でトレッキングやハイキングをするため、世界中から人々がやって来ます。ネパールに来てみたいと思っているのであれば、ネパールでツアーやトレッキングを計画する際、なぜ代理店に手配などを頼まなくてはならないのか、その必要性を考えてみてはいかがでしょうか。いずれにせよ、代理店を選ぶ際には慎重に検討する必要があります。ネパールにはトレッキング関連会社がいくつもあり、中には政府に承認されていない会社もあります。政府未承認の会社は時にクライアントを騙してトラブルに発展するケースがあります。トレッキングの入山許可およびその他のサービスを得るのが困難といった問題に直面する恐れがある、などが一例です。こうした理由から必ず政府承認の、なおかつネパール観光局やネパールのトレッカー協会、ネパール山岳協会、ネパールラストラ銀行など政府法人による正式なライセンスを有する代理店を選ぶようにしてください。また、ご自身が現地で申し込まれる際は、その代理店がただいま触れたことなど、全ての懸念を一掃してくれるような会社かどうかを必ずご確認ください。
◎ネパールでのトレッキングで代理店を利用する最大のメリット
海外を訪れるのは一苦労です。本来、人は未知の世界であったり、今までとは異なる新たな環境において起こりえることを考えると少し心配になるものです。特に一人旅となればなおさらそう感じるでしょう。だからこそトレッキング代理店を利用していただきたいと考えています。初めて訪れる場合は利用していただくメリットがたくさんあります。優良な会社でしたら確実にネパール滞在中最善のサービスを提供し、心強い味方となります。またこうした会社のスタッフと共に旅をすれば、ネパール文化を知り、適切に意思疎通を図ることもできます。新たなことや未知のことに対処する際に生ずる負担を減らすだけでなく、未知から生ずる詐欺被害に遭う可能性も大きく減らしてくれます。つまり、その土地に馴染み、快適に過ごす手助けをしてくれるのが最大のメリットと言えるでしょう。
◎トレッキング会社を利用する場合としない場合のストレスの違い
ネパールでトレッキング会社を利用すると、利用しない場合に比べて頭を悩ませる機会が格段に少なくなります。待ち時間が減り時間を効率的に使えるだけでなく、面倒な各種手続きの際に生ずるストレスがなくなります。滞在中、限られた時間の中で面倒な手続きをご自身で行う場合には大きな負担を強いられ、そのことで頭がいっぱいになり、旅が楽しめなくなってしまうことすらあります。ネパール滞在が初めてならより一層そうした思いが強くなるでしょう。一方優良なトレッキング会社を利用すれば、許可証の取得や宿泊先の手配、交通手段といった各種の面倒な手続きや交渉などを代行または付き添いをしてくれます。それにご自身が希望される観光スポットへ行った際も、全面的に手助けしてくれるでしょう。空き部屋の紹介(または手配)もしているので余計な心配はいりません。許可申請や宿泊先の手配のために走り回ることなく、自由にネパール観光またはご自身のために時間を費やせます。また、こうした会社が紹介するスタッフ(ガイドだけでなくポーターも)は英語が堪能です。一般的に、都市から離れたトレッキング地域内を単独で探検散策するよりも、こうした場所への行き方を熟知している同行者がいる方が、常に安心できるものです。さらに、国内線フライトの遅延やキャンセルが発生した場合でも代わりに手続きを行ってくれます。
◎トレッキング会社を利用すれば許可証が容易に取得できる
公的事務所での許可証の取得はたいてい時間がかかり、骨の折れる作業です。こうした手続きについてもトレッキング会社は代行または付き添いをしています。許可証取得のために事務所で待機する必要などなく現地でのアクティビティを楽しむなど、ご自分の時間を有意義に利用できます。こうした手続きの他に、ティーハウスの手配も行っています。また許可証などに必要な書類の用意も可能です。
◎トレッキング会社を利用してより安全な旅を
前述で申し上げたとおり、現地に信頼できる知り合いや友人がいると格段に良い旅になります。ネパールでは、トレッキング会社がその役割を担います。長年現場で業務を行ってきた現地の旅行会社でしたら確実に安全なルートを知っているはずです。滞在中にお客様が安全な道をたどれるよう、案内してくれます。何かしらの危険性があれば随時お知らせし、そうした場所に近寄らないように示唆します。特に山岳地帯では、専門家からのアドバイスは何よりも勝ります。トレッキング会社は山中で想定外の事態が起きた場合でも、安心・安全な旅ができるよう最善の力添えをします。
◎トレッキング会社の専門ガイドが教える詳細情報
ネパール滞在が初めてであれば、ネパールの伝統文化や人々の日常がわかっていないのも当然です。例え多くの人が一人でネパールに来ているとしても、しばしば山中の道に沿って並んでいるチョルテンやゴンパ、マニ車についての知識がないことに変わりはありません。何より、ネパールでのトレッキングはヒマラヤの美しさと同じくらい文化の多様性も魅力的です。トレッキング会社でしたらあまり知られておらず、めったに人が訪れない隠れ家的な場所をたくさん案内できるような、優秀なガイドを紹介できます。現地ガイドは現地の村人について詳しく知っており、様々な民族の多様な文化についてわかりやすく教えてくれるはずです。
◎専門家と相談し、ひと味違った旅の演出を
トレッキング会社は最高の相談相手となれるよう日々努力しています。大半のトレッキング会社はクライアントの反応を基にプラン編成することが多く、その人に見合った旅程および内容のプランを用意するはずです。どのツアーにおいてもクライアントは自身が快適な旅ができるようリクエストし、会社側がそれに応じる形をとるので、クライアント側はベストな選択ができます。例えばご自身の希望する時期や体力、経験に応じた様々な選択肢があります。山岳地帯全域でトレッキング会社を通した立ち入りが容易になりました。
ネパールでは多くの人が訪れるような有名トレッキングルートだけでなく人里離れたルートも楽しめます。あまりよく知られていないルートは混雑がなく、自然・文化ともに美しい姿を見せてくれます。トレッキング会社を利用することにより、山岳地帯の特定制限エリアでのトレッキングの選択肢を増やせます。通常、山岳地帯の特定制限ルートは道が整備されておらず、宿泊施設も多くないため特定の場所でキャンプを強いられることがほとんどです。この状況は制限エリアでのトレッキングに必要となるもの全てを手配する、玄人のトレッカーやピーククライミングに挑戦する人々と同様のことをする必要があり、結果的に大きな賭けとなりえます。このように制限エリアを訪れる際もトレッキング会社は大いに役立つと言えるでしょう。
結論として、ネパールでトレッキング会社をご利用になる際確かに多少費用がかさみますが、その分ご自身の旅をよりストレスフリーで見識があり、安全なものにすることができます。評判の良い旅行代理店でしたら、利用しない場合に比べはるかにメリットが多いため、利用価値があるのは明白です。もしネパール観光トレクスの優良なサービス利用をお考えならば、ご自身のネパール国内およびチベット、ブータンツアーのパートナーとしてネパール観光トレクスをお選びいただけるのであれば、当社は一生の思い出に残る時間を演出いたします。また来るときはゲストとして、帰るときは友人としてお出迎えからお見送りまで、最高の笑顔で旅のお手伝いをさせていただきます。
トレッキング用具
靴
- 登山靴または軽登山靴
- 登山用靴下
服装
- ダウンジャケットまたは化繊ジャケット
- ジャンパーまたは毛織物のジャケット
- ハイキング用ズボン
- ウォータープルーフのジャケットまたはポンチョ
その他
- 傘(折りたたみ)
- 日よけ帽子
- リュックサックおよびダッフルバッグ
- 寝袋
- サングラス
- ヘッドライト
- 懐中電灯および予備の電池
雑多用品
- トイレット用品およびタオル
- トイレットペーパー
- 日焼け止めローションまたはクリーム
- 薬および救急用具
- カメラ
- 水筒または水ボトル
- ストック
アドバイス
*トレッキングに行く前にカトマンズに到着されたら日本円またはUSドルよりもネパールルピーを所持されることをお勧めいたします。カトマンズ市内では比較的良いレートで両替が可能です。
*カトマンズからポカラのフライトなら右側、カトマンズからルクラなら左側の窓際席を選ぶと良いでしょう。そうすれば窓からヒマラヤの美しい姿を見ることができます。
*高山病対策としてダイアモックス錠を常備されることをお勧めいたします。当社のツアーに参加される方には無料でお分けします。また、浄水錠剤が必要な方は、カトマンズ市内で購入することができます。
*トレッキング中は十分な水分補給を心がけてください。暖かい飲み物も効果的です。
*トレッキング中の飲酒および喫煙はご遠慮ください。標高2,500m以上の場所では特に危険です。
*高地での肉食は決しておすすめできません。高地では鮮度の悪い肉も多いため胃腸に大変負担がかかり、目的地までたどり着けなくなる可能性がございます。
*トレッキング道具はカトマンズでも安く買うことができます。スティックや寝袋はレンタル用具もございますが、数に限りがありますので事前にご相談ください。
*トレイルでは動物にご注意ください。登山道で荷物を背負ったヤクやロバとすれ違う場合は登山者は山側で待機してください。決して谷側で待機しないでください。荷物に押されて谷に転落する危険があります。
*山ではゴミを捨てず、ゴミ箱に入れましょう。
*トレッキング中はガイドの指示に従ってください。
*トレッキング中に下痢や嘔吐、発熱、疲労・倦怠感、めまいなどの症状が出ましたら速やかにガイドにお知らせください。ガイドまたはクルーがいつでも応急処置いたします。
*日本を出国する前に旅行保険には必ず加入してきてください。高山病、怪我または病気になった場合はヘリコプターによる救助が行われますが、救急搬送は高額な費用がかかります。
口コミ
エベレスト3パス越えトレッキングを楽しむことが出来ました。またエベレスト行きとカトマンズ帰りの飛行機の到着が遅れてしまいましたが開始日程をスムーズに変更していただいて本当によかったです。 安心してネパールの大自然を満喫できたのはネパール観光トレックスのおかげです。ありがとうございました。
初めてエベレストトレッキングに参加しました。カトマンズから小型飛行機でルクラへ飛びました。ガイドのビスターリ(ゆっくり)の掛け声でのんびり歩くことができました。日本語が上手で色々な説明もしてもらい充実したトレッキングになりました。女一人旅で英語もそんなに話せなくても安心です。お世話になったネパール観光トレッキングのリラビスタ社長を始め見なさんは若い人たちばかりです。皆明るくフレンドリーです。お勧めできる旅行会社です。