エベレスト アイランド・ピーククライミング
概要
アイランドピーククライミングのハイライト
・標高6189mのアイランドピークサミットと頂上からの展望
・標高5364mのエベレストベースキャンプと標高5545mのカラパタールへのサイドトリップ
・カラパタールから望むエベレスト、ローツェ、ヌプツェ、チャンツェ、プモリ、アマダブラム、チュンブ、タムセルク、カンテガ、タボチェ、ロブチェの素晴らしい眺望
・エベレスト地域最大の僧院、テンボチェ僧院
・クンブ氷河の壮大な眺め
・シェルパ民族の伝統的な集落、フレンドリーな人々、彼らのユニークで豊かなチベット仏教文化、伝統、習慣、ライフスタイル、おもてなし等
·サガルマータ国立公園内のトレイルで目にすることが出来る、ユニークな植物や野生動物
エベレストアイランドピーク ヒマラヤ山脈の頂上に立っているご自身を想像してみてください。これ以上にないほど美しく巨大な岩の塊。目も前に広がる雪をかぶった他の山頂。実現可能だと思いますか?標高6,198mの雪積るエベレストアイランドピーク Island Peakの頂上でヒマラヤ山脈を見渡せばこれまでにない達成感と生涯忘れることのない想い出ができ、その後何年にもわたってご自身を誇りに思うことができるでしょう。
エベレストアイランドピークでは丘の上にある彩り豊かな街ナムチェバザール Namche Bazaarを通る悪名高き?!エベレスト地方がトレッキングのスタート地点です。シェルパ族の故郷であり、ヒマラヤ山脈高地への玄関口でもあるナムチェバザール。まずはここを進み、限りなく広がる山々が背景に広がるタンボチェ Tyangbocheを目指します。タンボチェ寺院から眺めるパノラマビューは言葉には言い表せないほどです。日没には山越しに夕焼けの光線が降り注がれます。日が沈む光景はまるで太陽がダンスをしているかのようです。 タンボチェを発つとクーンブ地方 Khumbu regionの中心部へと進んで行きます。聖なる川を後にし、シャクナゲや竹、松、モミの木が生い茂る森を抜けます。今でも昔と変わらないシンプルな生活習慣が根付くシェルパ族の村に立ち寄りますが、その際彼らから手厚いもてなしを受け、すっかり魅了される人が今までにたくさんいます。そして氷に覆われた聖域エベレストベースキャンプ Everest Base Campへ、エベレストベースキャンプへの道で氷の世界に驚愕した後、おそらく地球上最もエベレストの風景が美しいとされるカラ・パタール Kala Pattarへの登山を開始します。そしてついに他のトレッカーを後に、目的地アイランドピークへの登頂を目指します。
この挑戦は大変厳しいものですが、登頂に成功すると信じましょう。成功すれば全てが報われ、目の前に広がる光景が皆価値あるものとなります。地球上これほどに世界最高峰を神秘的に、かつ美しく映す山はそうそうありません。エベレストアイランドピークの頂上 からは特に以下の名峰が際立ってよく見えます。 ・タムセルク Thamserku(6,608m) ・マカルー Makalu (8,463m) ・アマ・ダブラム Ama Dablam(6,856m) ・バランタック Baruntac (7,168m) ・ローツェ Lhotse (8,516m) ・ローツェ・シャール峰 Lhotse Shar (8,383m) ・ピーク38 Peak 38 (7,590m) ・クスム・カングル Kusum Kanguru (6,367m) またアイランドピークの頂上に立てば、ドゥードゥコシ谷 Dudh Kosi Valleyが遠くからずっと連なって見えます。 ネパール観光トレクスとともに雲の上の壮大な旅路へ出かけませんか。ヒマラヤの登頂に挑戦してみたいという方からの連絡をお待ちしています。エベレスト アイランド・ピーククライミング の登山に最適な時期は、3月上旬から5月末、9月上旬から12月下旬です。 エベレスト アイランドピーク登山の詳細はご希望や休暇などから選択できます。
当社ネパール観光トレッキングはプロフェッショナルな登山主催者です。
旅程
1日目: カトマンドゥ国際空港到着、ホテルへ移動。
2日目: ルクラに飛行機で移動。同日ルクラ(2800m)―パクディン(2600m)までトレッキング(所要時間3時間半)。ロッジ泊。
3日目: パクディン(2600m)―(約6時間のトレッキング)―ナムチェ(3450m)ナムチェ・バザール ロッジ泊。
4日目: ナムチェ(3450m)―(6時間のトレッキング)―ティヤンボーチェ(3820m)ロッジ泊。
5日目: ティヤンボーチェ(3820m)―(5-6時間のトレッキング)―デンボチェ(4410m)ロッジ泊。
6日目: デンボチェ(4410m)―(4時間のトレッキング)―チュクン(4730m)ロッジ泊。
7日目:高度順応のためチュクンに滞在。チュクン村及びチュクンリ(5545m)散策。ロッジ泊。
8日目: チュクン(4730m)―(3時間のトレッキング)―アイランド・ピークベースキャンプ(5080m)
9日目: アイランド・ピークB.C.(5080m)からハイキャンプ(5600m)までトレッキング。
10 日目: アイランド・ピーク頂上(6189m)までゆき、チュクン(4730m) ロッジ泊。
11日目: チュクン(4730m)―(7時間のトレッキング)ナムチェ ―(3450m) ロッジ泊。
12日目: ナムチェ(3450m)―(7時間のトレッキング)―ルクラ(2800m) ロッジ泊。
13日目: ルクラ空港からカトマンズ(1365m)まで約45分のフライト。ホテル泊。
料金に含まれるもの:
※空港からホテルまでの全交通費
*カトマンズでの2泊のホテル宿泊
* カトマンズ-ルクラーカトマンズ間の航空券と出国税
* 経験豊富な英語/日本語のトレッキング ガイド
* すべての事務手数料。 トレッキング許可証、アイランドピーククライミング許可証
※トレッキング時のダウンジャケットと寝袋。
*島のピーククライミングとキャンプ時の装備。 キッチンテントやキャンプテント、ダイニングテント、トイレテント、マットレス、キッチン用品など、ザ・ノース・フェイスやマウンテン・ハードウェアの高品質な商品を取り揃えています。
※離島山頂登山期間中の全食事
※経験豊富な登山ガイド、スタッフ、インストラクターなど全スタッフの費用
* 旅行の手配と緊急救助の手配
* すべての政府および地方税。
料金に含まれてないもの:
*トレッキング中および到着中のすべての食事
*旅程のすべての基本的な旅費
※トレッキング中の宿泊・茶屋・ロッジ
*ネパールに滞在するためのビザ料金。 (必要な米ドルの現金とパスポートサイズの写真2枚をご持参ください)
※日本からの往復航空券。
※予定より早く到着した場合、予定より長く滞在した場合、または早期に帰宅した場合(理由の如何を問わず)、滞在費。
* 旅行中の旅行保険の費用。
※個人的な費用(電話代、洗濯代、アルコール代、電池交換代、臨時ポーター代、飲料水代)。 .
よくある質問
アイランドピーククライミングの難易度
アイランドピーククライミングはやや難易度が高く、トレッキングが好きな方やこれからクライミングを始めたいと思っている方に最適です。
ルートによって10日~15日ほどかかりますが、そのうちの1、2日だけがクライミングに充てられます。坂道や氷河や川、起伏の多い地形や峠などの難所を越えながら、一日平均4~6時間かけて移動します。サミット当日には、12~13時間、約10マイルの距離を登らなければなりません。そのため、登山者には高所トレッキングの経験が求められますが、事前にクライミング指導が行われるため、クライミングの専門知識やクライミング技術の習得は必須ではありません。
アイランドピーククライミングで到達する最高高度は、標高6189mのアイランドピークの頂上です。また、標高3000m以上の場所で夜を過ごすことが多いため、高山病にかかる可能性があります。そのため、高度順応、水分補給、十分な睡眠など、予防のための対策を講じる必要があります。また、ダイアモックスなど医師から勧められた高山病予防の薬を使用することも効果的です。ただし、症状がひどい場合は、ガイドが適切な判断を下します。
悪天候もまた旅に困難をもたらします。ですから、旅の成功のためには、常に最適な時期を選択する必要があります。
アイランドピーククライミングのベストシーズン
旅に適した時期を選ぶことは、旅の成功の可能性を高め、一生の思い出を作ることにつながります。アイランドピーククライミングは一年中可能ですが、このトレッキングの素晴らしさが最も発揮される春または秋に挑戦することをお勧めします。
春には、トレッキングコースから、山々、鬱蒼とした森、鮮やかな草原、咲き誇るシャクナゲなど、息をのむような景色を楽しむことが出来ます。晴天が続き、暖かく心地よい気候で、ヒマラヤ山脈がくっきりと見え、美しい青空が広がります。標高4000mを超える場所では、日中は15~17℃まで気温が上がり、夜間は-10℃まで下がります。
秋もまた乾燥した安定した気候のため、ベストシーズンといえるでしょう。モンスーンの後の季節である秋は、渓谷やヒマラヤが澄んで見えます。春よりは少し寒いですが、我慢できる範囲です。気温は0℃~15℃ですが、11月末になると、夜間の最低気温が-15℃ということも珍しくありません。
夏/モンスーン期は、大雨によりルートがぬかるみ危険なため、アイランドピーククライミングには適していません。夏のトレッキングは天候の面でもメリットがありません。さらには、雪崩や地滑りなどの自然災害が発生する可能性があり、旅を危険なものにすることがあります。
12月、1月、2月の冬は、アイランドピーククライミングのオフシーズンとみなされています。しかし、適切な準備と装備、そして資格のあるクライミングガイドのサポートがあれば、特に12月中は可能です。実際、12月は、混雑とは無縁のトレッキングを楽しみ、穏やかな地形を好む方には理想的な時期です。
Q. 1. アイランドピークはどこにありますか?
アイランドピークは、ネパール北東部のクンブ地方にあり、エベレストとローツェの尾根を越えたところにあります。また、サガルマータ国立公園内に位置しています。
Q. 2. アイランドピークの高さは?
標高6189mです。
Q. 3. アイランドピーククライミングに最適な季節はいつですか?
春(3月~5月)と秋(9月~11月)は、天候が良く、ヒマラヤの魅力的な景色が見られ、不測の事態の可能性が低いため、アイランドピーククライミングに最適な時期です。
Q. 4. アイランドピーククライミングは難しいですか?
アイランドピーククライミングの難易度は中級~上級レベルですが、技術的に難しい山ではありません。クライミング経験は必要ありませんが、心身ともに健康でなければならず、トレッキングの前にハイキング、ジョギング、サイクリング、水泳などのエクササイズで体をならしておくことをお勧めします。
トレッキング用具
靴
- 登山靴または軽登山靴
- 登山用靴下
服装
- ダウンジャケットまたは化繊ジャケット
- ジャンパーまたは毛織物のジャケット
- ハイキング用ズボン
- ウォータープルーフのジャケットまたはポンチョ
その他
- 傘(折りたたみ)
- 日よけ帽子
- リュックサックおよびダッフルバッグ
- 寝袋
- サングラス
- ヘッドライト
- 懐中電灯および予備の電池
雑多用品
- トイレット用品およびタオル
- トイレットペーパー
- 日焼け止めローションまたはクリーム
- 薬および救急用具
- カメラ
- 水筒または水ボトル
- ストック
アドバイス
*トレッキング・登山に行く前にカトマンズに到着されたら日本円またはUSドルよりもネパールルピーを所持されることをお勧めいたします。カトマンズ市内では比較的良いレートで両替が可能です。
*カトマンズからポカラのフライトなら右側、カトマンズからルクラなら左側の窓際席を選ぶと良いでしょう。そうすれば窓からヒマラヤの美しい姿を見ることができます。
*高山病対策としてダイアモックス錠を常備されることをお勧めいたします。当社のツアーに参加される方には無料でお分けします。また、浄水錠剤が必要な方は、カトマンズ市内で購入することができます。
*トレッキング・登山中は十分な水分補給を心がけてください。暖かい飲み物も効果的です。
*トレッキング・登山中の飲酒および喫煙はご遠慮ください。標高2,500m以上の場所では特に危険です。
*高地での肉食は決しておすすめできません。高地では鮮度の悪い肉も多いため胃腸に大変負担がかかり、目的地までたどり着けなくなる可能性がございます。
*トレッキング・登山道具はカトマンズでも安く買うことができます。スティックや寝袋はレンタル用具もございますが、数に限りがありますので事前にご相談ください。
*トレイルでは動物にご注意ください。登山道で荷物を背負ったヤクやロバとすれ違う場合は登山者は山側で待機してください。決して谷側で待機しないでください。荷物に押されて谷に転落する危険があります。
*山ではゴミを捨てず、ゴミ箱に入れましょう。
*トレッキング・登山中はガイドの指示に従ってください。
*トレッキング・登山中に下痢や嘔吐、発熱、疲労・倦怠感、めまいなどの症状が出ましたら速やかにガイドにお知らせください。ガイドまたはクルーがいつでも応急処置いたします。
*日本を出国する前に旅行保険には必ず加入してきてください。高山病、怪我または病気になった場合はヘリコプターによる救助が行われますが、救急搬送は高額な費用がかかります。