エベレストトレッキング13日間
概要
エベレストトレッキング13日間 ハイライト
・カトマンズからルクラへの景色の良いフライト
・ナムチェバザール、エベレストビューホテル、シェルパ文化博物館、チベタンマーケットなど
・サガルマータ国立公園ではネパールの国鳥ダフェ
・シェルパ族の人々と、垣間見える彼らの生活風景
・エベレストベースキャンプでの氷河
・ヒマラヤの夕映え、満天の星空、たくましいヤクによる荷物運搬
・カラパタールおよびエベレストベースキャンプから望むローツェ Lhotse(8,516m/27,940フィート)、マカルー Makalu(8,462m/27,762フィート)、チョー・オユー Cho Oyu(8,201m/26,906フィート)、そしてエベレスト(8,848m/29,029フィート)
エベレストトレッキング13日間ではルクラ空港を利用します。ルクラは特別な観光スポットがあるわけではありませんが、空港やホテルがあるためトレッカーが旅の疲れを癒せる街です。ドゥーコシ川へ下る道を行けばパクディンにたどり着きます。そこから「サガルマータ国立公園」へと入って行き、そのまま歩くとこの山域で特ににぎやかな街ナムチェに至ります。ここはかつてこの地方の交易の場として大変栄えていました。商人や家畜の行き交う狭い小道はトレイルに活気を与えてくれます。ナムチェには美術品や山岳関連の記念品が多数展示されている山岳博物館があります。ナムチェから近いエベレストビューホテルではエベレストを望みながらお茶をいただけます。
丘や谷の周りの曲がりくねった山道を歩いた先に、ゆらゆら揺れる木製のつり橋が架かっています。イムジャ・コーラ やドゥードゥコシ川 に架かるこれらのつり橋を渡ると、巨大な岩がゴロゴロと転がった草地や川の流域が広がります。ヤクが荷物を運ぶ光景や、シェルパの人々が日々の生活のため山を行き来する姿にたびたび出くわしますが、その際、彼ら非常に謙虚だということに気づくでしょう。道なりに建てられているチョルテンやゴンパを通ると、僧からの恩恵で有名なティンボチェ僧院に到着します。野生動物や野鳥がちらりと顔をのぞかせる森の中から、エベレストやタムセルク、コンディ・リ、アマダブラム、タワチェ、ヌプツェ、クスム・カンガル、プモリ、マカルーといった名座をパノラマビューでお楽しみください。
エベレストトレッキング8日目にはエベレストベースキャンプ(5,300 m)に到着します。ここは迫力のある氷河が迫り、春にはエベレスト登頂を目指す登山隊が長期滞在する場所です。
9日目にはカラパタール(5,545 m)まで登ります。美しいエベレストと共に朝日・夕日を眺めるという最高の形が実現されれば一生忘れることのない思い出となります。
ネパール観光トレックスはエベレスト山域トレックに関して魅力あるパッケージツアーをご用意しております。お客様のニーズやお好みを詳しくうかがった上でプラン作成を行います。期間や時期、費用、体力面などによりそれぞれ異なります。
注記:
ルクラへの飛行は天候により欠航になる場合がございます。そのため日程に余裕を持ったスケジュールを組んでいただくことをお勧めいたします。
エベレストトレッキング13日間はお客様がカトマンズのホテルに到着された時点で終了となります。その後は各自自由な時間をお過ごしください。
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旅程
エベレストトレッキング13日間の旅程
1日目:カトマンズ到着日標高:1,350m/4,428フィート(カトマンズ空港までピックアップ)(カトマンズのホテル泊まり)
2日目:カトマンズからルクラへのフライトおよびパクディンへ標高:2,800m/9,184フィート(ルクラ)、2,652m/8,698フィート(パグディン)歩行距離、時間:8㎞、3~4時間エベレストトレッキング初日フライト時間:20分
3日目:パクディンからナムチェバザールへ標高:3,440m/11,283フィート歩行距離、時間:10~12㎞、5~6時間エベレストトレッキング2日目
4日目:ナムチェバザールでの休息日&高度順応日 標高:3,440m/11,238フィートエベレストトレッキング3日目
5日目:ナムチェバザールからタンボチェへ 標高:3,870m/12,684フィート歩行距離、時間:10㎞、6時間エベレストトレッキング4日目
6日目:タンボチェからディンボチェへ標高:4,400m/14,435フィート歩行距離、時間:11㎞、6時間エベレストトレッキング5日目
7日目:ディンボチェでの休息日&高度順応日 標高:4,900m/16,076フィート、ツクンリー上り5545m 時間:8~10㎞、4~6時間エベレストトレッキング6日間
8日目:ディンボチェからロブチェへ標高:4,900m/16,076フィート歩行距離、時間:11~12㎞、6~7時間エベレストトレッキング7日目
9日目:ロブチェからゴラクシェプ、エベレストベースキャンプへ。エベレストベースキャンプからゴラクシェプへ標高:5,180m/16,994フィート(ゴラクシェプ)、5,364m/17,598フィート(エベレストベースキャンプ)歩行距離、時間:15㎞、6~8時間エベレストトレッキング8日目
10日目:ゴラクシェプからカラ・パタール、ペリチェへ標高:5,545m/18,192フィート(カラ・パタール)、4,320m/14,173フィート(ペリチェ)歩行距離、時間:12~13㎞、5~6時間エベレストトレッキング9日目
11日目:ペリチェからナムチェへ標高:3,440m/11,284フィート歩行距離、時間:13~15㎞、7~8時間エベレストトレッキング10日目
12日目:ナムチェからパクディン、ルクラへ標高:2,800m/9,184フィート歩行距離、時間:16㎞、6~7時間エベレストとトレッキング11日目
13日目:ルクラからカトマンズへ標高1,350m/4,428フィート(ジップ4時間)エベレストトレッキング12日目
朝、ルクラから束の間のフライトで旅の発着点であるカトマンズへ。カトマンズ到着後、皆様のホテルへの移動をお手伝いいたします。その後は偉業を成し遂げたご自身の心と体をゆっくりと労りましょう。夜、街中の極上ネパールレストランでのフェアウェルディナーでこの度の感想をお聞かせください。
料金に含まるもの
- カトマンズ国際空港~カトマンズのホテルまでの送迎料
- カトマンズのホテル一泊(ツーリストクラスホテル朝食付き)
- カトマンズ〜ラメチャップ〜カトマンズまでのジップ代
- エベレスト国立公園代
- TIMS カード, エベレストビレッジパミット
- カトマンズールクラーカトマンズ(飛行機のチケット)
- カトマンズのホテル〜国内空港〜カトマンズのホテルまで車代
- トレッキング中の食事1日3食(朝、昼、晩御飯付き)
- トレッキング中のロッジ宿泊
- 寝袋とダウンジャケット(ご希望の場合)
- ネパール政府からのガイドトレーニングを受講して10年以上山登り経験があるフレンドリーなガイド、ポーター
- (ガイド、ポーターの食費、宿泊費、移動費、装備道具、給料、保険料)
- (ポーターは2名様以上の参加に限り含まれます。1名様参加の場合別途追加料金が掛かります、ポーター1名につき20キロまで負担)
- エベレストトレッキングマップ&トレッキング証明書
- ファーストエイドキット
料金に含まれないもの
- ネパールまでの国際線航空運賃
- ネパールビザ代
- 海外旅行保険
- トレッキング前と後の食事代(お昼と晩御飯)
- ガイド・ポーターのチップ(渡す習慣があります)
- トレッキング中の飲み物代
- ポーター追加の場合料金がかかります。(2名以上でのご参加の場合、ポーター料金に含まれます)
- 料金に含まれるもの以外はお客様からのお支払いをお願いいたします。
よくある質問
なぜエベレストトレッキングが一番なのですか?
エベレストベースキャンプトレッキング13日間は世界で最も人気のあるトレッキング遠征の一つです。このコースはそれほど標高の高くない丘から世界最高峰のベースキャンプへと登っていく壮大な旅路となります。世界中から探検家たちが偉業を成し遂げようとネパールにやって来るというのも何ら不思議ではありません。この旅路からネパールのヒマラヤの生活および地形を本質的に知ることができる、そうした素晴らしい魅力や見どころを垣間見えるものとして高い評価を受けています。シェルパ族の豊かな文化からセルリアンブルーに映る広大なエベレスト・ヒマラヤ山脈の影部分まで、エベレストベースキャンプトレックは冒険心にあふれ見逃せないものばかり!以下はネパールのエベレストベースキャンプトレックをお勧めする7つの理由です。
エベレストベースキャンプトレッキングはルクラへのフライトから始まります。クーンブ地方への唯一の方法というわけではありませんが、ルクラまで飛行機を利用するのが一番容易かつ短時間で行ける方法であることは確かです。また、ルクラへのフライト自体がちょっとした冒険気分を味わえるという点も好まれる理由です。テンジンヒラリー空港と呼ばれるルクラの空港は崖の上にあり、滑走路の最終地点から先は何もないというスリル満点の構造となっています。ご存知の通り、世界で最も滑走路の短い空港です。また、短時間ではあるもののフライトの間に高峰の広がる美しい景色が望めるので、飛行機からの景色を満喫した全ての人の記憶に残ることは間違いありません。丘を超えてヒマラヤへと入っていく過程で地形が変化していく美しい景観をその目で確かめることができます。
クーンブ地方はシェルパ族の文化が色濃く残っており、エベレストにおける伝説的なシェルパ文化は世界中の多くの人々から畏敬の念の対象とされてきました。このトレックではシェルパ族の人々の伝説的な伝統文化を間近で知ることのできる最高の機会です。事実、シェルパの人々は超人的な登山技術を有していることが世界的に良く知られています。彼らはもてなし心と温かい人柄でトレッキングの旅路をより魅惑的なものにしてくれるでしょう。ほとんどのトレッカーがこの山域を巡る際、ガイドまたはサポーターとしてシェルパの人々と行動を共にしています。
サガルマータ国立公園はエベレストベースキャンプトレッキングで最大の注目スポットの一つです。このコースでは美しいヒマラヤの保護区を歩き、そこに自生する動植物とともに今まで見たこともないような自然の風景が楽しめます。ユネスコ世界自然遺産にも登録されており、青々と生い茂るヒマラヤの木々の間を通るだけでも格別な体験となります。公園内の曲がりくねった地形は、ユキヒョウやジャコウ鹿といった絶滅危惧種に指定されている動物やその他多種多様な生物の生息地でもあります。カバノキや竹の森の中を歩けば穏やかな自然の恵みを受けられます。その上、保護されている美しい景観は目的地であるエベレストベースキャンプへ向かう価値を高めるほど素晴らしい旅路にしてくれます。
ナムチェバザール Namche Bazzarはエベレストベースキャンプのもう一つの有名注目スポットです。エベレスト道の中でも人気があり、コンディ・リ Kongdi RIやタムセルク Thamserkuなど高峰の素晴らしい眺めが楽しめます。斜面を登っていけば、もちろんエベレストだって望めます!ネパールヒマラヤ山脈の玄関口として非常に有名なこの街は、その地形が驚くほど円形闘技場に似ており世俗的なものとはかけ離れたヒマラヤの静穏を与えてくれる、そのような雰囲気を放っています。また、高度順応のため多くのトレッカーが宿泊滞在する街でもあり、クーンブ地方で観光分野を発展させるという重要な役割を担う美しい目的地でもあります。事実、ナムチェバザールはかつてネパール人とチベット人の各商人が交易の場として利用していた重要拠点で、ここで塩や干し肉、織物などが取引されていたのだそうです。
エベレストベースキャンプトレックは冒険的な要素と同じくらい神聖的な要素があります。トレッキング中、小さなゴンパや色とりどりの祈祷旗タルチョ、石に祈りの言葉が刻まれているチョルテンを頻繁に見かけるかと思います。このコースで立ち寄る数ある神聖なる象徴の中でもタンボチェ僧院はおそらく最も名高く、また崇敬されているスポットでしょう。タンボチェ僧院はタンボチェ村にある美しき仏教僧院です。トレッカーは旅路を無事に終えられるよう、僧から加護をいただきにこの僧院を訪れることが多いそうです。タンボチェ村自体もまたこの旅路の主な見どころのひとつに挙げられます。この村はシャクナゲの木に囲まれており、村の上空を飛び回るヒマラヤ鷲の光景やその鳴き声を見聞きする機会が多々あります。村の尾根上から見えるアマダブラム Ama Dablemやエベレスト Everestの姿はこの上ないほど雄大です。同様に、僧院自体も素晴らしい絵画と仏教壁画で鮮やかな装飾が施されています。外壁や表門には柔らかできめ細やかなパステル絵画が飾られ、仏教文化による神話や伝説を描写しています。ここは平和な環境やヒマラヤの美しさにおける聖地とされています。
最終目的地であるエベレストのベースキャンプトレッキングは、このトレッキングの道程で最大の見どころであることは言うまでもありません。一週間以上かけて歩き続け、ようやくたどり着いたかと思うと喜びもひとしおで、誇りと達成感で胸いっぱいになります。そこは世界最高峰ヒマラヤの頂上の影となり、澄みきった青空の下、雪に覆われ木々もなく視界の開けた場所。ひとたびそこに立てばより一層魅力と感動を抱くようになるでしょう。広大かつ巨大な高峰が人々の精神に活力を与えてくれるのは確かです。
ネパールヒマラヤ山脈の展望は国内最大級のアピールポイントの一つに挙げられます。エベレストベースキャンプトレックはこの点において期待を裏切ることはありません。この旅路ではクーンブ地方ヒマラヤ山脈のパノラマを見る機会がたくさんありますが、どれも地球上で他に匹敵する場所が見当たらないほど最も心打たれ、もっと見ていたいと思わせるほどです。トレッキングの全過程で、エベレストだけでなくローツェ Lhotseやチョー・オユー Cho Oyu、アマ・ダブラム Ama Dablamなど、エベレスト連峰の巨大な名峰が絶えず周辺の峰々と共にその姿を見せてくれます。有名なクーンブ氷瀑もまたベースキャンプにたどり着いた際に着目していただきたいポイントです。また、真っ白な輝きを放ち空を突き刺すようにそびえたつエベレストの峰々、それらで装飾される青いスカイラインはその素晴らしさで見る者を魅了します。その光景は息を飲むほどで、ただただ畏敬の念を感じるばかりです。さらに、ベースキャンプからはエベレストの姿を見ることはできませんが、その代わりに人気の展望台カラ・パタール Kalapattharの頂上から見ることができます。「黒い岩」を意味するカラ・パタール。そこから印象的な手段でエベレスト連峰全体のパノラマを見せてくれることはトレッカーの間でもよく知られています。朝日の美しさも格別です。大変多くのトレッカーが早朝にこの展望スポットを訪れ、エベレストと周辺の山々の間を昇る朝日を目に焼き付けています。
Q.女性単独でエベレストトレッキング参加できますか?
A.はい、女性単独で参加される方もいらっしゃいます。ただしガイドやポーターを伴わない女性の単独トレッキングはお勧めできません。逆を言えば、彼らと同行すれば1人でも安全です。いろいろなところを案内してくれるでしょう。
エベレスト地域のトップ5トレッキングルート:
エベレスト地域でのトレッキングを計画していますか?そんなみなさまにぴったりのページです。ここでは、エベレスト地域のトレッキングのベスト5を紹介していきます。ネパールは、旅行者が楽しめる多くの異なる側面と特徴を備えた美しい国です。ネパールは、世界最高峰のエベレストを含む、世界の高峰トップ10のうちの8峰を有するヒマラヤの国であり、一生に一度は訪れなければならない目的地の1つです。多様な自然や地形、そして文化を備えたネパールは、スピリチュアルで魅惑的な国です。北と中央には山や丘が、そして南には低地があるため、ネパールの国土は比較的狭いものの、多くの異なる野生生物や宝石のような花々が生息する美しい生物圏をつくりあげてきました。
ネパールはトレッキングアドベンチャーで特に有名です。国内にある多くの素晴らしいトレッキングエリアのおかげで、毎年世界中の何千人もの熱心なトレッカーがネパールを訪れています。数あるトレッキングエリアの中でも、エベレスト地域は最も有名です。クンブとしても知られるこの地域は、エベレストとサガルマータの山々を有しています。また、シェルパ民族の故郷でもあり、トレッキングの目的地として最も人気があり、多くのトレッカーを惹きつけています。
エベレスト地域には多くのトレッキングルートがあり、エベレスト、ゴーキョ湖、シェルパ民族の村など、様々な自然の宝物を備えたエベレスト地域は、ネパールのすべてのトレッキングエリアの王者であり続けています。エベレスト地域のトレッキングベスト5は次のとおりです。
エベレストベースキャンプトレッキング
エベレストベースキャンプトレッキングは、ネパールで最高のトレッキングアドベンチャーの1つで、世界中の人々の間で一番人気のあるトレッキングです。一生思い出に残るアドベンチャー、エベレストベースキャンプトレッキングは、サガルマータ国立公園、多くのシェルパ民族の村々、そしてナムチェバザールのような山間の町を通り抜け、エベレストのベースキャンプへと辿り着く適度な難易度のトレッキングです。カトマンズからルクラへの短いフライトで始まるこのトレッキングは、パクディンやモンジョなどの村へと続く道をたどり、曲がりくねったドゥードゥ・コシ川に沿ってクンブ渓谷を奥へ進みます。
エベレストベースキャンプトレッキングのハイライトは、エベレスト山群のパノラマが望める絶景ポイントカラパタール、ホテルエベレストビュー、有名なナムチェバザールの町、そしてもちろん、タムセルク、クスムカングルー、アマダブラム、ローツェ、ヌプツェ、そしてエベレストなど錚々たる峰々の息を飲むような景色です。エベレストベースキャンプトレッキングの所要日数は16日、最適な時期は3月から5月、そして9月から12月です。
エベレストチョラパストレッキング
エベレストチョラパストレッキングは、その名が示す通り、チョラ峠を越え美しいヒマラヤのゴーキョ湖を訪れるトレッキングです。もちろんこのトレッキングではエベレストベースキャンプも訪れ、絶景ポイントのカラパタールやゴーキョリなど、峠越え以外にも多くのハイライトがあります。また、パクディン、ナムチェバザール、タンボチェ、ディンボチェなど、たくさんのシェルパの村々を訪れ、エベレストに見守られながらトレイルを進みます。トレッキングを忘れられないイベントにする多くの要素を備えていることから、このトレッキングはエベレスト地域のトレッキングベスト5の1つになりました。冬は雪の影響で峠が閉ざされる可能性があるため、春、もしくは初秋がこのコースのベストシーズンです。
エベレストスリーパストレッキング
エベレスト地域のトップ5に入る次のトレッキングは、クンブの3つの難しい峠越えを含むエベレストスリーパストレッキングです。最初は王道のエベレストベースキャンプトレッキングと同じ方面を進みますが、後に峠を越えゴーキョ湖へ向かいます。さらに、峠越えを控えるこのトレッキングは難易度が高く、タフな肉体と精神を持つトレッカー向けのコースです。しかし、その大変さに見合う以上の景色や経験を約束することができます。
冬の間、ゴーキョ湖は凍ることがあり、また、雪のために高所にある峠道が塞がれる可能性があります。そのため、春と初秋に最適なコースです。深い谷間と峡谷に沿って曲がりくねったトレイルを進みながら峠越えを目指すこの旅は、クンブの特徴をすべて含んでいます。天に向かってそびえ立つエベレストの姿は、旅人を別世界へと誘うことでしょう。
エベレストレンジョラパストレッキング
エベレストレンジョラパストレッキングは、エベレストトレッキングのトップ5に入る人気のコースです。最初はエベレストベースキャンプトレッキングと同じ道を辿りますが、ルクラへ戻る代わりに、旅はゴーキョ湖へと続き、そして5,435mのレンジョラ峠に向かいます。峠の頂上からのエベレスト山群とクンブの谷のパノラマビューはまさに壮観です。このトレッキングは冒険的で体力を要しますが、トレッカーの心に永遠に残るヒマラヤの風景をプレゼントしてくれることでしょう。
エベレストパノラマトレッキング6日間
エベレストパノラマトレッキング6日間の旅は、ヒマラヤを体感してみたい、でも高所への長くて厳しいトレッキングはちょっと・・・というみなさまにお勧めです。このコースでは、有名な村ナムチェバザール、タンボチェ、クムジュンを訪れ、エベレスト山群の崇高な姿を望むことができます。短い所要日数と適度な難易度から、このトレッキングはあらゆるトレッカーにお勧めすることができ、また、ネパールの滞在日数が限られている人にも最適です。エベレスト地域のトレッキングベスト5の中で、最も難易度が低いコースです。
エベレスト地域には、ここで挙げた以外にも多くのトレッキングコースがあります。真っ青な空に映える山頂やその下に広がる大きな谷の鳥瞰図を、ヘリコプターから楽しむこともできます。ヒマラヤの大自然と様々な文化が組み合わさったネパールのトレッキングは、どれも素晴らしいものです。
トレッキング用具
◎エベレストトレッキングの服装・用具および身の回り品リスト
靴
- 登山靴または軽登山靴
- 登山用靴下
服装
- ダウンジャケットまたは化繊ジャケット
- ジャンパーまたは毛織物のジャケット
- ハイキング用ズボン
- ウォータープルーフのジャケットまたはポンチョ
その他
- 傘(折りたたみ)
- 日よけ帽子
- リュックサックおよびダッフルバッグ
- 寝袋
- サングラス
- ヘッドライト
- 懐中電灯および予備の電池
雑多用品
- トイレット用品およびタオル
- トイレットペーパー
- 日焼け止めローションまたはクリーム
- 薬および救急用具
- カメラ
- 水筒または水ボトル
- ストック
アドバイス
当社からのエベレストトレッキングアドバイス:
*エベレストトレッキングに行く前にカトマンズに到着されたら日本円またはUSドルよりもネパールルピーを所持されることをお勧めいたします。カトマンズ市内では比較的良いレートで両替が可能です。
*カトマンズからポカラのフライトなら右側、カトマンズからルクラなら左側の窓際席を選ぶと良いでしょう。そうすれば窓からヒマラヤの美しい姿を見ることができます。
*高山病対策としてダイアモックス錠を常備されることをお勧めいたします。当社のツアーに参加される方には無料でお分けします。また、浄水錠剤が必要な方は、カトマンズ市内で購入することができます。
*エベレストトレッキング中は十分な水分補給を心がけてください。暖かい飲み物も効果的です。
*エベレストトレッキング中の飲酒および喫煙はご遠慮ください。標高2,500m以上の場所では特に危険です。
*高地での肉食は決しておすすめできません。高地では鮮度の悪い肉も多いため胃腸に大変負担がかかり、目的地までたどり着けなくなる可能性がございます。
*トレッキング道具はカトマンズでも安く買うことができます。スティックや寝袋はレンタル用具もございますが、数に限りがありますので事前にご相談ください。
*トレイルでは動物にご注意ください。登山道で荷物を背負ったヤクやロバとすれ違う場合は登山者は山側で待機してください。決して谷側で待機しないでください。荷物に押されて谷に転落する危険があります。
*山ではゴミを捨てず、ゴミ箱に入れましょう。
*トレッキング中はガイドの指示に従ってください。
*トレッキング中に下痢や嘔吐、発熱、疲労・倦怠感、めまいなどの症状が出ましたら速やかにガイドにお知らせください。ガイドまたはクルーがいつでも応急処置いたします。
*日本を出国する前に旅行保険には必ず加入してきてください。高山病、怪我または病気になった場合はヘリコプターによる救助が行われますが、救急搬送は高額な費用がかかります。