メラピーク・クライミング
概要
メラピーク・クライミングはネパールを代表する山の一つで、登山の立ち入りが許可されているメラピーク Meera Peak の頂上に立ち、ご満足いただけるよう入念に計画されたツアーです。この山の頂上を目指し、登山およびキャンプ体験を熱望される方にはとても良い体験ツアーになるかと思います。ネパールエベレスト区域で山々や氷河、氷壁の魅力を存分に味わうには、山に登りたいという強い情熱が要求されます。こうした険しい山々では経験豊富なリーダーと行動を共にしながら、ロープを使って岩壁や滑りやすい斜面をよじ登ります。エベレスト区域では常に氷河や山々および自然の地形の趣と隣り合わせで歩くことになります。まるで絵に描いたような家屋、氷河や氷壁を伴ったわくわくするような山々。メラピークはこの山に憧れを持ち続ける人々を出迎えてくれることでしょう。
メラピーク・クライミングでは標高8,000m 峰5座エベレスト Everest 、マカルー Makalu 、ローツェ Lotse 、チョー・オユー Cho Oyu 、カンチェンジュンガ Kanchenjunga はそれぞれ周辺の峰々と共にその姿をパノラマビューで見せてくれます。その光景はおそらく数ある山々の中で最も美しく、メラピークの頂上からのみ味わうことができます。ネパールハイキングではお客様を山々の裾野や棚田風景、シャクナゲの咲く森、少数民族の人々が暮らす山岳地帯の村々、大自然など…想像もつかないような場所へとお連れします。メラピーククライミングはおそらく最も過酷な挑戦の一つに挙げられますが、十分に訓練を重ねたトレーナーや信頼のおける旅行会などといったネパールハイキングチームは、お客様を危険な目に遭わせぬよう安全かつ価値ある旅路へと導くため最善を尽くす所存です。最終目的地までたどり着くことは重要なことです。適切なガイドや高度順応についてもきちんと考慮できるトラベルプランナーがメラピーク登頂の手助けをいたします。
旅程
1日目:カトマンズトリブバン国際空港に到着
カトマンズへの到着は何時でも構いません。こちらの代理人が空港でお客様をお出迎えし、詳しい説明をいたします。到着日に特にご予定がない場合はホテルへと向かいます。ホテルにて素敵な夜をお過ごしください。
2日目:自由行動/トレッキング・登山準備
カトマンズ盆地の世界遺産登録スポット巡り。カトマンズ盆地の世界遺産はカトマンズダルバールスクエア Kathmandu Darbar Square 、スワヤンブナート Swayambhunath Temple 、ボダナート Boudhanath Stupa 、パシュパティナート Pasupatinath Temple などがございます。
ホテルに宿泊、朝食付き
3日目:カトマンズ ― ルクラ Lukula へのフライトおよびパイヤ Paiya(Chutok)(2.730m/8,956ft) へのトレック 歩行時間:5~6時間
早朝空港へと出発し、飛行機でルクラへと向かいます。機内から緑の丘や雪を被った山々が乗客を魅了します。到着後、ガイドが簡単なご説明をした上でポーターを紹介いたします。その後チュトク・ラ・パス Chutok La Pass (2,975m)に向けてトレッキングを開始します。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
4日目:パイヤ Paiya ― パンゴン Pannggom (2,846m/9,337ft)歩行時間:5~6時間
この日はチュテンガ Chtenga からザトラワ・ラ・峠 Zatrawala Pass (4,610m)を通過し、ザトラボク Zatrabok(4,704m)まで急斜面を登っていきます。Number Hill や Kongdi RI 、Karyolang Peak などの壮大な景色をお楽しみください。その後標高3,900mの Khartitangまで下りが続きます。
5日目:パンゴン ― ニンソー Ningsow (2,863m/9,303ft) 歩行時間:4~5時間
この日はコーテ Kothe に向けて出発します。途中、ジュニパーやシャクナゲの咲く森を通って急勾配の斜面を登り、コーテに到着します。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
6日目:ニンソー ― チョトラ・コーラ Chhatra Khola(2,800m/9,186ft)歩行時間:7~8時間
コーテで昼食をとった後、ヒンク Hinku 谷を通り、タンナン Tangnang(4,356m)(ソバルツォSabal Tso湖)に向けて出発します。徐々に急勾配になる斜面を登れば Kusum Kanguru の美しい風景がその姿を現してくれることでしょう。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
7日目:チョトラ・コーラ ― コーテ(3,691m/12,109ft) 歩行時間:6~7時間
この日は高度順応日のためタンナンに滞在し、谷散策や地元文化の見学を行う予定です。美しい峰々や氷河の風景をお楽しみください。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
8日目:コーテ ― タグナク Thaknak(4,358m/14,297ft) 歩行時間:3~4時間
左右に広がる氷河のモレーン帯に沿って登っていきます。メラピークの迫力ある姿をお見せします。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
9日目:タグナク ― カーレ Khare(5,045m/16,486ft) 歩行時間:2~3時間
カーレで高度順応および事前の登山訓練?
2度目の高度順応日で、カーレに滞在します。迫りゆくメラピーク登山の準備をしていきます。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
10日目:カーレで高度順応および事前の登山訓練
雪交じりの氷河に沿って進み、パスへと近づいていきます。
11日目:カーレ ― メラハイキャンプ Meera High Camp(5,780m/18,958ft) 歩行時間:6~7時間
この日はハイキャンプに向けて歩きます。東にチャンラン Chamlang(7,290m) 、マカルー Makalu(8,475m) 、バルンツェ Baruntse(7,220m) 、北にエベレスト Everest(8,848m) 、ローツェ Lotse(8,501m) にナプツェ、西にアマダブラム Ama Dablam(6,812m) 、チョー・オユーCho Oyu (8,153m) 、Kantega(6,779m) といった7,000mを超える最高峰の、息を呑むような美しさに感動することでしょう。
12日目:メラハイキャンプからメラピーク(頂上)へ (6,461m/21,907ft) ― カーレKhare(5,045m/16,486ft) 歩行時間:8~9時間
この日は全クルーが午前1時頃に起床し、準備をいたします。登山者もまた午前2時30分に起きます。朝食が終わったらアイゼンとロープを着用し、頂上に向けて出発します。頂上には4~6時間程で到着します。頂上からはエベレストやチョー・オユー、ローツェ、マカルー、カンチェンジュンガ、ナプツェ、カムラン Camlang 、バルンツェ 、アマダブラム、Kangtega など名峰の素晴らしい眺めが登山者を満足させることでしょう。その後はハイキャンプへと引き換えします。皆でホットスープや紅茶などで身体を温めたらカーレまで下山します。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
13日目:天候用などの予備日
登頂日(12日目)の天候が良いとは限りませんので、この日は前日に天候、その他の理由で登頂できなかった場合のための予備日とします。天候に恵まれない場合は登頂日を適切に延期すべきです。またグループの中で高度順応がうまくいかない登山者が出ることもありえますので、そうした事態が起きた場合のためにも使われます。旅程が順調であればこの予備日は必要なくなります。
ゲストハウスまたはテントに宿泊、朝・昼・夕食付き
14日目:カーレ ― コーテ(3,600m/11,808ft) 歩行時間4~5時間
山々を背にタンナンへと下り、その後コーテへと続きます。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
15日目:コーテ ― チュリ・カルカ Thuli Kharka(4,300m/14,107ft) 歩行時間:5~6時間
この日はザトラボクへと戻ります。広大なシャクナゲの森などの高山植物の壮大な景色をお楽しみください。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
16日目:チュリ・カルカ ― ザトルワ・ラ・峠 ― ルクラ 歩行時間6~7時間
この日はチュテンガに向かいます。ザトルワ・ラ・峠までは一旦登り、その後チュテンガに到着するまで再び下ります。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
17日目:カトマンズへのフライト
この日はルクラに到着するまで全て下りとなります。モミの木やシャクナゲ、オーク、ジュニパーなど地域の植物の森を抜けていきます。往路同様、Number Hill や Kongdi RI 、Karyolang Peak などの壮大な景色をお楽しみください。
ゲストハウスに宿泊、朝・昼・夕食付き
代金に含まれるもの
- 専用車および飛行機乗り継ぎを含めた全ての輸送費
- カトマンズ市内三ツ星ホテルの朝食付き宿泊費4日分
- トレック・登山中の食事代(朝・昼・夕食)
- メラピーク入山許可証
- お客様に最も合うツイン共同ロッジ(トレッキング中はロッジ、登山中はテント)
- 季節のフルーツ(トレッキング期間中)
- トレッキング・登山における政府公認、英語の話せるガイドおよび(必要であれば)ポーター(ポーター1人につき2人まで)の食事代や宿泊費、給料、装備、保険代
- カトマンズ―ルクラ間の空港税を含めた往復航空券代
- トレッキング中のダッフルバッグやダウンジャケット、寝袋代
- ネパールハイキングチームのTシャツ、トレッキング地図、トレッキング許可証
- 救急用具
- 登山中に出される紅茶またはコーヒー、沸騰した水
- ガウリシャンカール Gaurishanker 国立公園の入園費用
- アイススクリューやスノーバーなど、一般的な登山用具代
- TIMS:トレッカー情報マネジメントシステム費用(パスポートサイズの写真3枚必要)
- ガバメントタックスおよびオフィスサービス手数料
代金に含まれないもの
- 旅程に記されていない、こちらでご用意する以外の食事代
- 旅行保険代
- 国際航空運賃
- 自由行動日でのオプショナルツアー費
- ネパール入国ビザ代
- ごみのデポジット代$250(返金可能)
- 以下のドリンク:水、コーラ、ファンタ、アルコール、スナック他個人的諸費用
- ルクラを除くトレッキング中のホットシャワー代
- 個人的なトレッキング用具費用
- トレッキング中のWi-Fi費用
- スタッフ・ドライバーへのチップや謝礼