ネパールブータンツアー5泊6日
概要
ネパールブータンツアー5泊6日は2つの巨大国家、インドと中国自治区にはさまれた小さな王国です。「雷龍の国」とも称されるこの国は最後の楽園と言われ、国民の大多数が仏教を信仰しています。このブータン短期周遊ツアーは現地住民の居住区訪問や寺院拝観、壮大なルートをたどる迫力の峡谷ハイキングなどがハイライトです。国民総生産(GDP:Gross National Product)よりも国民総幸福(GNH:Gross National Happiness)を優先させる国があることを知っていましたか?このスローガンがブータン国民の心を一つにし、他国とは異なった愛国心を作り上げました。
ネパールブータンツアー5泊6日で、南部の亜熱帯平野部と北部に位置する標高7,000m以上のヒマラヤ高峰という対称的な、珍しい地形の謎を紐解くことができます。5泊6日という日程は歴史的秘宝や寺院、博物館、何世紀もの歴史を経た骨董品を収集した美術ギャラリーを巡るのにちょうど良い期間です。どこか温かみのある現地のホテルに宿泊し独特のもてなしを受ければ、すっかりブータンのとりこになってしまいます。当社ドリームチベットはチベットおよびブータンツアーに特化した会社で、主にブータンの産業から収入を産出できるツアーを企画しています。ブータン出国時より残存有効期限が6ヵ月以上のパスポートが必要となります。ブータンツアーに参加して後悔することはありません、当社はお約束いたします。今までにない経験が待っていることを期待していてください。
旅程
1日目:ドゥルックエア―でパロ Paroに到着
ドゥルックエアでのパロ へのフライトは他のどのフライトをも凌ぐほどに壮大です。カトマンズからのフライトで見るヒマラヤ山脈でも小さな丘を越えるフライトでも、どんなフライトもそれぞれのフライトテクニックに魅了され、王国の山々の傾斜を夢中で見てしまうほどです。パロ空港到着後はドリームチベットトラベルの代表者がお出迎えしております。代表者合流後、近代化著しい首都ティンプー Thimpu行きにお乗り換えとなります。
2日目:ティンプー
朝食後ティンプー市内観光へ。中世の美しい要塞・寺院タシチョ・ゾン Tashichho Dzongを拝観します。内部の住居はほとんどが政府事務所あるいは国王の王座です。僧院長のJekhenpoの避暑邸宅もあります。次に国立図書館へ。国立図書館には膨大な量の古典仏教教本や写本を所蔵しています。その後伝統的なタンカ絵画で有名な美術・工芸学校 Arts&Crafts Schoolへと移動します。ここでは織物の繊細なデザインを製作中の生徒を見かけるでしょう。
昼食後は美しい手編みおよび工芸製品を多種展示する手工芸エンポリアム Handicraft Emporiumを訪問します。それからメモリアル・チョルテン Memorial Chortenに向かいます。メモリアル・チョルテンは現代ブータンの父と称されるほど国民に慕われる、ブータン第3代国王を追悼して建てられたストゥーパです。この記念碑の内部にある絵画・壁画や像が仏教哲学の真髄を伝えてくれます。
ティンプーのホテルに宿泊
3日目:ティンプー→プナカ Punakha(75㎞、3時間)→ワンデュ Wangde
朝食後、プナカへ向けて出発。途中ドチュラ峠 Dochula Pass(3,080m)に寄り、ここで少しの間景色を眺め、最高地点にあるチョルテンやマニ車、祈りの旗に敬意を表しましょう。天気が良ければそこから以下の山頂の景色が望めます。(左から右へ)
Masagang(7,158m)
Tsendagang(6,960m)
Terigang(7,060m)
Jejegangphugang(7,158m)
Kangphugang(7,170m)
Zongphugang(7,060m)
Lunan遠域にそびえたつ高原
ブータン最高峰のガンカ―・プンスム Gangkar puensum(7,497m)
それからプナカ・ゾン Punakha Dzongを訪れます。プナカ・ゾンはPho-Chu(男性の川)とMo-Chu(女性の川)が交差する場所に、1637年にこの地域でて仕えていたShabdrung Ngawang Namgyalによって建造された戦略的建造物です。ブータン史において重要な役割を担ってきました。火災・地震など4度の災害に見舞われ大きな損害を受けましたが、現在は完全復旧しています。その後ワンデュ・ポダン Wangdephodrangへ向かい、ゾンや地元の市場を見学します。ワンデュ・ポダンもまた竹製品やスレート・石の彫刻で有名です。
プナカのホテルに宿泊
4日目:プナカ→パロ(125㎞、4時間)
朝食後パロに向かいますが、その途中シムトカ・ゾンSimotokha Dzongに立ち寄ります。シムトカ・ゾンは1627年に建てられた王国最古のゾンで、現在は仏教を学ぶ学校の住宅として使われています。午後、パロ到着後に王国の国立博物館タ・ゾン Ta Dzongへ。1967年に建設されました。当初は監視台として使われていましたが、現在は国立博物館になっています。ここにはブータンが誇る見事な美術・工芸品、タンカ、絵画、それに郵便切手を所蔵・展示しています。
タ・ゾン見学後は丘を下り、リンプン・ゾン Rinpung Dzongを拝観。一時期宗教上、行政上この地を統治していたShabdrung Ngawang Namgyalが1646年に建てました。ここにはパロの寺院建築やDzongda(地方自治体本部)事務所、パロ地方裁判所などが入っています。
パロのホテルに宿泊
5日目:パロ峡谷
朝食後パロ峡谷北部にあるDrukgyelゾンへ移動します。このゾンはかつてチベット軍による侵攻から幾度となく守ってきた要塞です。また近くの農場も見学します。この農場を見学すれば、地元の人々がどのような生活を送っているのか、その本質が分かってきます。
それからタクツァン寺院 Taktsang Monasteryまで足を運びます。タクツァン寺院はブータン一有名な寺院です。かつてグル・リンポチェが雌の虎に乗ってこの地に降り立ち治療を行ったため、「タイガーズ・ネスト」と呼ばれています。散策にはおよそ5時間ほどかかります。
パロ市内へと戻る間にキチュ・ラカン寺院 Kychu templeに寄ります。キチュ・ラカンはブータン最古の古刹かつ最も神聖な寺として知られる、ブータン有数の寺院です。
パロのホテルに宿泊
6日目:朝食後目的地のフライトに合わせて空港までお見送りいたします。
ビザについて…ビザ手続きにはパスポート顔写真のページ(写真がはっきりと写っているもの)が必要となります。旅行開始日から換算して15~20日前までにご提示ください。
・支払い…政府観光局は事前にお支払いいただいた代金全額の領収証を元にビザを発行しています。そのため支払いは旅行開始日の3週間前までに当社の口座にお支払いいただきます。航空券代金はチケットが発行されたらご送金ください。
ドゥルックエアのフライト予約について:チケット予約にはお客様のパスポート表記のフルネームが必要となります。ですのでフルネームが確認できなければ席を確保できません。また、チケット発行期限(TTL:Ticketing Time Limit)というものが設定されており、その期限までに発行する必要があります、ご了承ください。
代金について
◎代金に含まれているもの
・専用車での輸送費用
・ブータン旅行に必要な許可証
・英語の話せるブータン人ガイド、運転手
・宿泊費(基本的にツインまたはシングルルーム)
・旅程にそった観光スポットおよび僧院拝観料
・食事代:基本的に朝昼晩
・ブータン国税料(1名様65ドル/日)
・ブータンビザ代金
・カトマンズ-パロの往復航空運賃(他都市からパロへ行かれる場合はご希望により)
◎代金に含まれていないもの
・海外保険料およびその他各種保険料
・自然災害または予測不可能な状況により発生する追加料金
・飲み物、ガイドへのチップなど個人の意志で負担する料金