ネパールルンビニツアー2泊3日
概要
ブッダはネパールで生まれました。ブッダ生誕の地であるルンビニは、カトマンズから300キロ離れた標高600フィートのタライ平原のルパンデヒ地区に位置しています。あらゆる仏教徒にとっての聖地であるルンビニは、1998年に、世界平和の泉、そして世界の平和を愛するすべての人々にとっての巡礼地として宣言されました。紀元前6世紀にブッダが生まれたルンビニは、ネパールの人気観光地の1つで、毎年40万人以上の人々がルンビニを訪れています。そして、この観光産業による恩恵が地域社会にも確実に及ぶようにするために、この地域では農村観光が開発されそして推進されています。ルンビニツアーでは、ブッダの生涯と仏教の発展についての見識を深めることが出来ます。ルンビニ庭園の周辺には62もの遺跡が点在しています。このツアーでは、ブッダの誕生、悟り、そして死という重要な意味を持つルンビニ地域をくまなく回ります。
・ルンビニ庭園:この場所には、紀元前249年にインドの皇帝アショーカ王によって建てられた石柱があります。ブッダ誕生の地をはっきりと示すマークストーンは、この場所における最も重要な発見です。
・マヤデビ聖堂:ブッダの母マヤ王妃に捧げられたこの聖堂は、数年前に発掘されました。ここでは、図やデザインがわずかにしか浮き出ていない多くの石像や彫刻を見ることが出来ます。
・プスカリニ池:これは、マヤ王妃がブッダを産む前に沐浴したと言われている池です。
・ティラウラコット:ティラウラコットは、カピラバストゥの実際の首都であり、後にブッダとなったシッダールタ王子の父であるスッドーダン王の王宮であったとされる場所です。ここでブッダが王子としての人生を29歳まで過ごしたと信じられています。中国からの巡礼者も2500年以上前にティラウラコットを訪れており、多くの仏塔、僧院、宮殿を見たことが古典に記されています。その後中国人巡礼者Fa-HienとHiuen-Tsangは、完全に廃墟となったカピラバストゥを目にし、カピラバストゥ内に10もの廃墟となった都市があったと記しました。シャキャ族を大虐殺したビルダカ王が、これらの都市を破壊したと言われています。ネパール人と日本人の考古学者による共同作業により回復された王宮跡ティラウラコットは、ルンビニの西約27キロ、タウリハワの町から約3キロの場所に位置しています。
・ラマグラム:ここはブッダの母方の家であると信じられおり、重要な遺物が納められた一番大きな仏塔を見ることが出来る場所です。ラマグラムは紀元前600年頃に建てられたと言われており、ジャラヒ川のほとりにあるレンガ造りの塚です。8つに分けられたブッダの遺灰のうちの1つが埋められた高さ7メートルのれんが造りの仏塔があります。
ルンビニでは各国の寺院の建設が進められています。いくつかの注目すべき寺院は・・
・ミャンマー寺:ビルマ仏教徒の貢献によって建てられた、金色の尖塔が空に舞い上がる魅力的で大きな白い寺院です。
・日本寺:たくさんの祈りと瞑想の場があるとても美しい寺院です。
・韓国寺:多くの素晴らしいブッダの像を備えた美しい寺院です。
これらの他にも、ネパール大乗寺やダルマスワミ仏教寺院などがあり、日本、スリランカ、タイ、ベトナムなどの多くの国々が、寺院や僧院の建設に貢献しています。
旅程
1日目: カトマンズ Kathmandu ー ルンビニ飛行機(35分)ルンビニ観光 ルンビニ泊まりホテル朝ごはんつき
2日目: ルンビニ観光ツアーLumbini full day tour(1日)ルンビニ泊まりホテル朝ごはんつき
3日目: ルンビニLumbini 〜カトマンズ Kathmandu 飛行機(35分)
料金に含まるもの
- カトマンズールンビニーカトマンズ(飛行機代)
- ルンビニホテル2泊朝ごはんつき
- ルンビニ観光ガイド代
- ルンビニ観光トランスポート代
- ルンビニマップ
料金に含まれないもの
- ネパールまでの国際線航空運賃
- ネパールビザ代
- 海外旅行保険
- ルンビニ前と後の食事代(お昼と晩御飯)
- ルンビニエントランス代
よくある質問
(ネパールの紹介)
ネパールは亜熱帯のジャングルから世界の屋根ヒマラヤまで147,181㎢の面積に広がり、多様性に富んだ国である。8,848mの世界最高峰エベレストを誇るこの国には101の民族が暮らし、暖かい人々、華やかな芸術そして建築様式に溢れている。独特で豊富な植生の恵みは、理想郷を求めやってくる人を暖かく迎えている。生物多様性はその独特な地理的条件と標高差によるものであり、国土は海抜60mから地球上で一番高い地点にまで広がっている。ネパールは北の中国と南インドに挟まれるように位置し、その人口は2500万人~3000万人、首都はカトマンズである。
ヒマラヤと山岳地帯ネパールのヒマラヤ地域は標高3,000mから8,848mの間に広がり、世界の高峰14のうち8つがこのヒマラヤ地域に位置している。山岳地帯は国土全体の64%を占め、4,877mのマハーバーラタ山脈によってつくられており、その南には標高610m~1,524mのチュリア丘陵が広がっている。宗教と文化ヒンズー教、仏教、そしてイスラム教がネパールの主な宗教であるが、最も多いのはヒンズー教徒であり、次いで仏教徒となっている。